Column (8月) 


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2024.9.10 『終わりに見た街』

何度目かのブームが来ている? 宮藤官九郎の脚本ドラマが次々に話題となっていて「この人が脚本なら観たい」という売れっ子脚本家の上位にあげられる存在だ。 今年放送の『不適切にもほどがある!』(TBS)がスマッシュヒットを受け、現在放送中の『新宿野戦病院』(フジ)も概ね好評な彼。 9月21日(土)に放送が予定されている『終わりに見た街』(テレ朝)が控えている。 先週、ある昔のドラマが観たくて、録画したDVDのファイルを探していたら、2005年放送の『終わりに見た街』のDVDが出てきた。 この作品は山田太一の原作・脚本で1982年に最初のドラマ化がなされていて、他にも舞台やラジオドラマにもなった作品。 それを宮藤官九郎が脚本を担当して3度目のドラマ化と、テレビ朝日が開局65周年を記念して大々的に宣伝している。 宮藤官九郎といえば去年ディズニー+で『季節のない街』(小説・山本周五郎、黒澤明監督映画『どですかでん』の原作)の脚本と演出も担当した。 それに次いで今度は山田太一作品。 先週、DVDで2005年版を観て、そして今日You tubeで1982年版をたまたま見つけて観た。 古い映像でノイズが気になったけど、話の興味深さからドンドン引き込まれて、最後まで一気に観られるほど、良く出来た内容だった。 主人公は1982年版が細川俊之、2005年版が中井貴一、そして今回は大泉洋が演じるらしい。 過去の2作でも20年の開きがあり、時代背景的な違いをそれぞれ描いていたけど、『不適切にもほどがある!』でド昭和と令和の時代を描き分けた宮藤官九郎なら、もっと彼らしい感性で面白く料理しながら、問題提起してくれるんじゃないかと、かなり期待している。 

2024.9.01 カメ汁の泥湯葉

食べ物の話ではない。 飼っているカメの水換えの話。 去年までは夏の時季はカメの水槽の水交換を毎日やっていた。 冬場はエサを食べないので殆ど水が汚れないから、水換えは1週間に1回程度でも大丈夫だけど、夏は1日で水が濁ってしまう。 食べカスや排泄物のせいで臭いも気になってくる。 去年に続いて今年の夏も猛暑日続き。 気温が高いと水も濁りやすいのか、今年は水の汚れが尋常じゃない。 7月下旬頃から始まった猛暑日がずっと続いている(台風10号の影響で数日途絶えはしたけど)から、毎日1回の水交換では効かなくなってきた。 朝、エサをやって食べ終えた後、1時間くらいして(排泄を確認してから)1回目の水の交換。 汚れた水は給油ポンプで吸い上げ、バケツでトイレに流している。 一般的な大きさのバケツ2杯分を入れ換える作業。 これを夜にも行うようになった。 用事があって1日家を空けたりすると、水の表面にヘドロのようなものが膜を張り、湯葉のような状態になってしまう。 だから今年の夏からは、1日2回の水交換が日常化したわけだ。 そして最低でも2週間に1回は、カメの甲羅や日干し用の岩、水槽の底やら壁面についたコケや泥を、ブラシやスポンジを使って手で掃除してやる。 犬やネコに比べれば、大した世話ではないので楽ではあるんだけどね。