Column (3月) 


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2025.3.08 なるほどなキャッチコピー

バナナマンが出演している「アゴダ」のCMに感心。 「アゴダ」は、アジアを中心に、お得な航空券や宿泊施設を簡単に予約できる旅行ウェブサイト&アプリ。 「I go to〜 (私は〜へ行く)」の発音に似ていることと、仏塔や寺院を意味する「pagoda(パゴダ)」と韻を踏んでいることから命名された社名のようだ。 ぼくは最初「あごあしまくら」の「あご(食事)」の意味からとったものだと思っていた。 でも航空券やホテルなら「あし(旅費)」「まくら(宿)」の方をつけるべきだよね。 ぼくの発想は間違っていた。 その「アゴダ」のCM、現在はロシア民謡の『一週間』の替歌バージョンが流れているけど、少し前までは魔人編が放送されていた。 設楽が「旅行したいな〜」と言うと、突然現れる日村魔人が「お安いご用だ!」と請け負ってくれる。 この「お安いご用だ!」というコピーが素晴らしい。 魔人というキャラが言う「お安い」には、簡単な(easy)と安価な(cheap)のダブルの意味が混在している。 そして「ご用だ!」には、魔人キャラとしての「ミッション承ります」という意味を端的に表現している。 また、花王の『キュキュット』という食器用洗剤の新CMのコピーもよく出来ている。 お馴染みの3姉弟妹(姉・多部未華子、弟・志尊淳、妹・見上愛)がリビングでテレビを見終わった時、姉「すぐ洗っておくんだった〜」、妹「(お皿を擦って)カッピカピ」、弟「大丈夫!」とキュキュットを使って洗い上げ、最後に3人が「ピッカピカ!」と締めるCM。 この「カッピカピ」だった状態から商品使用で「ピッカピカ!」となる言葉の流れが秀逸だね。 よく考えられている。 こういうの好きです!

2025.3.01 国内最大の林野火災

JPCZの影響を受ける日本海側の地域や、東北地方では災害級の大雪が降っているのに、岩手の大船渡では山林火災が収まらない異常事態が起きている。 今年1月のロサンゼルスの山火事を思い出すほどの大災害だ。 乾燥と強風で火の勢いが衰えない上に、山間部での火災の為、消防車が入れないので地上からの消火が出来ない状態。 ヘリコプターを使い上空からの消火を繰り返すも、視界に限界がある夜間の作業が出来ないという悪条件も災いしている。 今までにも山火事はあったろうけど、ここまでの大規模は流石に初めてのこと。 民家にも被害が及びそうで心配である。 LAの火事は、発生から鎮火まで24日かかったという。 大谷翔平も現地で被災し避難したけど、今度は故郷が同じような山林火災とは、なんとも不運だね。 日本では他にも同時期に、長野の上田市で、山梨の大月市で山火事が起きている。 自然から多くの恩恵を受けている日本だけど、同じくらい禍いも受けている。 地震や台風の被害が顕著だけど、最近では津波や火山の噴火、線状降水帯の大雨、JPCZによる大雪、竜巻など多くの自然災害が起きている。 今や亜熱帯と変わらない日本の夏の湿気ムンムン。 冬は冬でカラっからの長引く乾燥日和。 猛暑の夏の湿度を冬の乾燥期に持ってきて、平均する方法はないもんかね。