Column (7月) 


TOP
2020年 1月 2月 3月 4月 5月  6月  7月 8月 9月 10月 11月 12月
2021年 1月 2月 3月 4月 5月 6月  7月 8月 9月 10月 11月 12月
2022年 1月 2月 3月 4月 5月 6月  7月 8月 9月 10月 11月 12月
2023年 1月 2月 3月 4月 5月 6月  7月 8 月 9月 10月 11月 12月
2024年 1月 2月 3月 4月 5月 6月  7月 8 月 9月 10月 11月 12月 
2025年 1月 2月 3月 4月 5月 6月

2025.7.01 「いらすとや」の絵が減ってきている

無料で使い放題がウリだった大盤振る舞いの「いらすとや」。 その絵が、巷から減ってきていると思うのはぼくだけだろうか? 無料と言っても無制限ということではないらしい。 デザインの一部に利用するなら20点までは無料という制限はあるようだ。 また、いらすとやのイメージを損なうもの、素材自体を販売するのはNGなどなど。 1年前くらいまではネットに限らず、雑誌を見ても町中のチラシを見ても、いたるところにあの素朴なタッチが溢れていた。 豊富にある既存のイラストの中から、利用者が用途に合った絵を探して、組み合わせたり配置したりして使っていた。 ぼくも病院の待合い室とか区役所や銀行に貼ってあるポスターなんかでよく見かけた。 でも、ここ最近見ることが少なくなった。 その代わりになっているのが、生成AIらしきイラストだ。 生成AIなら無料サイトを使えば、プロンプト次第で欲しいイラストが瞬時に作れてしまう。 しかも、配置や組合せも全部込みで1枚のイラストに仕上げてくれる訳で、より効果的な絵が出来上がってしまうんだから、みんな飛びつくだろう。 しかも、複雑なシーンや群集シーンだってお手のもの。 持たせる小道具や背景などもリアルに(またはアニメ風にファンタジックに)表現できるんだから、使い勝手が良い。 ぼくがよく目にするのはネット広告だ。 最近の流行りからか、どこかジブリ風なイラストが多いのが気になるところ。 こういう時代になってきたんだな。 最近、似顔絵の売り上げが芳しくないのは、生成AIのせいなのかも知れない。