2025.7.01 「いらすとや」の絵が減ってきている
無料で使い放題がウリだった大盤振る舞いの「いらすとや」。 その絵が、巷から減ってきていると思うのはぼくだけだろうか? 無料と言っても無制限ということではないらしい。 デザインの一部に利用するなら20点までは無料という制限はあるようだ。 また、いらすとやのイメージを損なうもの、素材自体を販売するのはNGなどなど。 1年前くらいまではネットに限らず、雑誌を見ても町中のチラシを見ても、いたるところにあの素朴なタッチが溢れていた。 豊富にある既存のイラストの中から、利用者が用途に合った絵を探して、組み合わせたり配置したりして使っていた。 ぼくも病院の待合い室とか区役所や銀行に貼ってあるポスターなんかでよく見かけた。 でも、ここ最近見ることが少なくなった。 その代わりになっているのが、生成AIらしきイラストだ。 生成AIなら無料サイトを使えば、プロンプト次第で欲しいイラストが瞬時に作れてしまう。 しかも、配置や組合せも全部込みで1枚のイラストに仕上げてくれる訳で、より効果的な絵が出来上がってしまうんだから、みんな飛びつくだろう。 しかも、複雑なシーンや群集シーンだってお手のもの。 持たせる小道具や背景などもリアルに(またはアニメ風にファンタジックに)表現できるんだから、使い勝手が良い。 ぼくがよく目にするのはネット広告だ。 最近の流行りからか、どこかジブリ風なイラストが多いのが気になるところ。 こういう時代になってきたんだな。 最近、似顔絵の売り上げが芳しくないのは、生成AIのせいなのかも知れない。
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