Column (3月) 


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2024.3.19 見事なマスコミ対応の大谷翔平

オフシーズンだというのに話題が途切れない大谷翔平。「エンジェルスからドジャースへの移籍」「結婚の発表」「妻同伴で開幕戦開催国の韓国入り」 そのどれを取っても、そつがないスタンスは見事だ。 結婚の発表の際も「何故、公表したんですか?」という記者の質問に、「みなさん(マスコミ)が五月蝿いから」とサラリと言ってのける。 マスコミにとったらイヤミなんだけど、そのイヤミさえ不快感を与えない言い方なので会見はスムーズに進行する。 マスコミの仕事に対するリスペクトを忘れないけど、長々と詮索が続くのは嫌なので、最低限の情報は公開した方が得策と考えての発表だったんだろう。 会見のインタビューを聞いていても、とにかく頭の良さが感じられる。 WBC優勝の時のコメントも「日本だけじゃなく、韓国も台湾も中国もその他の国も、もっと野球を好きになってもらえるように、(中略)そうなってくれることを願っています」と、他の国に対するリスペクトも表す姿勢は素晴らしい。 そして、どんな時も周りの状況をよく見ている。 ある試合中、チェンジになって相手チームの投手が、ボールがなくて投球練習ができなくて困っていると気付くと、近くの審判のバッグから新しいボールをつかみ取り、相手投手に投げて渡してあげたり、盗塁の際に滑り込んだ時、相手チームの選手の足に土がかかってしまうと、手で払い落としてあげたり、そういうジェントルマンな行為が自然に出てくるところが人間性なんだろう。 結婚発表の2日後くらいにYou tubeでは奥さんの田中真美子さんの名前は出回っていたけど、テレビや新聞など公式なものには、名前は伏せられていた。 同伴で韓国入りした際に初めて公式に写真が公開され、名前も報道された。 2人ともなんとなく似たようなイメージで、本当に似合っているカップルなので、女性ファンにとっても納得なんじゃないかな。

2024.3.08 鳥山明さん 急逝

スマホのニュース見出し「鳥山明さん死去」にびっくり! 今月1日に急性硬膜下血腫によって亡くなっていたという。 テレビのニュースでは漫画やアニメなどによる彼の功績の数々を振り返っていて「もうこの世にはいなくなってしまって、新しい作品は産まれないんだな」と寂しい思いが押し寄せている。 『ドラゴンボール』などは世界的にも大ヒットして、この作品で日本文化を知ったという外国人が大勢いるほどで、世界中が悲しみに暮れているだろう。 玩具会社出身のぼくにとっても、鳥山明さんのメカやキャラクターの絵は、おもちゃ的というかデフォルメが理想的な形状をしていると、初めて見た時から魅了されていた。 更に2Dだけでなく「タミヤの人形改造コンテスト」の受賞者の常連だった鳥山さんの作品に、立体造型への興味をそそられて、フィギュア造型の道に入っていった心の師匠でもある。 このコンテストは現在も続いていて、戦車や戦艦などのミリタリーのプラモデルに付属する、5cmほどの兵士人形を改造して、全く新しいシチュエーションを創造するという、クリエイティブなコンテスト。 鳥山明さんの作品は改造だけに留まらず、フルスクラッチのものまで加えた創造性に富んだものだった。 あれだけの立体造型の感性があったからこそ、漫画やアニメに対する完成度があったんだと納得する。 急性硬膜下血腫という突発的な死因は、いつ何が起きるか解らない人生を痛感させられる。 公表までに1週間以上かかったのは、継続中の仕事などの事後処理が大変だったからだろうな。 心からご冥福をお祈りします。

2024.3.01 ナンを焼いてみた

NHKの連続夜ドラ『作りたい女、食べたい女』を毎日観ている(昨日が最終回)。 先週だったか、ドラマの中でナンを焼くシーンがあって、注意深く見ていた。 小麦粉と水と少量の油を混ぜて、こねてまとめた生地を少し寝かせ、平たく成形したものをフライパンで焼くだけ。 意外と簡単なので、ぼくも焼いてみようかなと思った。 だいぶ前の事だけど、友人から無印良品の「ナンミックス」をもらっていて、ずっと放置していたのを思い出した。 賞味期限&消費期限はとっくに過ぎていたけど、完全密封されたパッケージだったから、気にせずに生地作り開始。 ボウルに粉を200g入れ、水を100mlに油(ここはオリーブ油を使った)を5ml加え、最初の内はシリコンのヘラでざっくり混ぜていく。 まとまってきたら手で捏ねていき、指に纏わりつかなくなるまで捏ねる。 4等分にしてラップをかけ20分ほど寝かせた。 めん棒なんてものはないから、ラップの芯にラップを巻いて代わりにする。 中火にしたフライパンに、平たく伸ばした生地を入れ、透明の蓋をして様子を見ながら焼く。 片面を3分くらい焼いたかな。 ある程度焼けたらひっくり返して、裏面を焼く。 ひっくり返した面がボコボコと膨らんできて、ナン特有の状態になっていく。 ただ、説明書きよりも時間がかかったのは何故? カレーを作るのは面倒だったので、レトルトですませた。 食べてみて思ったのは、ちょっと硬くて油が足りない気もしたけど、パンのようなものが想像以上に簡単に出来てしまうことに、目からウロコだった。 次に作る機会があったら、もっと水分と油を増量して作ってみたいと思った。