2023.5.25 3つのGPTに同じ質問をしてみたら
「おしえて!chatGPT」→「GPT AIチャット」→「AIチャットくん」という順に、多重人格の主人公がタイムスリップしてトラウマを克服するという物語の設定を、箇条書きにして伝え、それを膨らましてストーリー化してもらった。 「おしえて!chatGPT」は、ぼくが提示した設定をただまとめただけのような、当り障りのないものだった。 次に「GPT
AIチャット」に同じ質問をコピペして伝えたら、主人公の名前や交代人格の名前や性格など、細かい部分も出してきたので、気になった点を5回ほど再質問して会話を繰り返した。 最後に「AIチャットくん」に同じ質問をしたら、更に物語が膨らんで返ってきた。 しかも登場人物の名前は違って出てきたのが面白い。 ちょっとノッてきたので、ここでも詳細を知りたい部分を再質問して、4回ほどのやり取りをした。 チャット形式で会話しながら「この人物は何が目的なの?」とか「この事件が起こるキッカケはなんだろう?」とやっていくことで、結構面白いストーリーが出来上がりそうだ。 最後に、とても気になったので、こう聞いてみた。 F:「『おしえて!chatGPT』、『GPT
AIチャット』、『AIチャットくん』に同じ質問をしました。結果は全く違う答えでしたが、上記の三者は同じAIですか?」 するとC:「はい、上記の三者はすべてOpenAI社のGPT
AIをベースにしたチャットボットです。ただし、それぞれのチャットボットが学習したデータセットやプログラムによって、回答が異なる可能性があります。」とのこと。 会話内容を学習して数分後にストーリーを膨らましていたんだな。 恐るべしchatGPT。
2023.5.23 ChatGPTをいろいろ試す
LINEでChatGPTを使うのは複数のものがあるようだ。 前回に書いた「おしえて!chatGPT」や「GPT
AIチャット」の他にも、検索すると一番に出てくる「AIチャットくん」というものもあり、ぼくは3つとも入れている。 いろいろ試してみて面白かったものの1つを紹介。 AIに『となりのトトロ』の10年後のストーリーを作らせた。(以下F:=FOICO,C:=ChatGPT)
F:「『となりのトトロ』の10年後のストーリーを作って。」
C:10年後、主人公の姉妹、サツキとメイはそれぞれ大学生となり、都会で暮らしていた。しかし、ある日、サツキが実家に戻ると、森の奥深くに住むトトロたちが不思議な行動をしていることを知る。
調べていくうちに、トトロたちが生息する自然環境が破壊され、彼らが住む土地が開発されようとしていることが判明する。サツキは、トトロたちと自然環境を守るため、地元の住民と共に活動を始める。
一方、メイは、都会で美大を学び、アーティストとして活動していた。彼女は実家で見かけたトトロたちの様子や、姉から聞いた話を聞き、自分なりにアート作品を制作することで、自然環境を守る活動に貢献する。
サツキとメイは、それぞれの分野で力を合わせ、トトロたちと自然環境を守るため、人々の意識を変え、運動を起こしていく。そして、彼らの尽力によって、自然環境を破壊されずに、トトロたちが暮らす森は保護されることとなる。
物語の終わりに、サツキとメイは、トトロたちに感謝を示すため、手作りのお菓子や手紙を贈る。そしてトトロたちは、姉妹に心から感謝の気持ちを伝え、一緒に森の中で過ごす。
F:「カンタは物語にどう関わってくる?」
C:カンタは、サツキとメイが住む街に住む学生で、サツキのクラスメイトだった。彼はサッカー部に所属していたが、サツキやメイとも仲がよく、よく三人で遊んでいた。
彼は、自然環境を破壊する企業が街に進出してきたときに、サツキやメイと一緒に行動して、自然環境保護の署名活動やデモに参加した。 カンタのサッカー部員たちも、一緒に署名を行い、意見書を書いて、自然環境保護に賛同した。
カンタは、自然環境保護を進めるうちに、自分達が使い捨てている物やエネルギーの使い方など、自分自身が実践しなければならないことに気付く。そこで、カンタは、自分自身ができることから始めて、家庭内のリサイクル活動や、節電などを実践するようになった。
カンタは、サツキとメイと一緒に、自然環境を守る活動を行うことで、自分自身も成長し、環境に対する意識を高めていった。最終的に、彼らの活動が功を奏し、先の企業は自然環境を考慮した施策を導入し、自然環境は守られることになった。
カンタは、サツキとメイと一緒に、自然と調和した暮らしを実践することで、彼ら自身が大きく成長し、自然を守る意識を持つ若者たちの一人となった。
F:「トトロやネコバスは10年後も空を飛ぶ?」
C:トトロやネコバスは、10年後も空を飛ぶことができると考えられます。彼らは、自然界の精霊や妖怪の一種とされており、自然界のエネルギーによって生まれたそんざいです。
そのため、トトロやネコバスにとって、街や都会の枠組みや進歩といった概念はあまり関係なく、自然界の中で自由自在に飛び回ることが可能です。
また、トトロやネコバスは、人々の善意や感謝の気持ちによってパワーアップすることもあるとされています。そのため、10年後も多くの人々が彼らに心からの感謝を抱き、彼らが自然界や人々の間で語り継がれることで、彼らがいつまでも空を飛び続けることができるでしょう。
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当り障りのない内容だけど、ところどころ感心することもあった。 ぼくとしては10年後の都会の空をトトロやネコバスが飛んで、ポルコやキキやハクたちと空中ですれ違って欲しいな。
2023.5.17 LINEで出来るチャットGPT
「ChatGPT」を始めてみたいけど新規登録するのは嫌だなと思っていたら、LINEのお友だち招待で簡単に使えることを知った。 1日5件という制限(有料なら350〜550円で使い放題)があるようだけど、無料で使えるので充分。 初めに入れたのが「おしえて!chatGPT」というテキストオンリーのもの。 もう1つ画像生成AI「Stable
Diffusion」も使える「GPT AIチャット」といのもあって、日本語入力で画像生成が出来ると言うから、これも入れてみた。 ただ無料では細かい指示は出来ないので、どうしても画像生成を試したい時まで「5日間無料
お試し期間」は使わないでおこう。 最初、画像生成のための指示を単語で「女性 黒髪 ショートヘア 海辺」と入れてみたら、それらの指示を盛り込んだ400字くらいのショートストーリーが返ってきた。 画像は有料になるため文章で答えた形か。 では物語を作ってもらおう。 と、「『シンギュラリティの恋』でストーリーを作って」と入力してみた。 シンギュラリティとは、人工知能が人間の知能を超えてしまうという概念。 美羽という女性とAIロボット「シンギュラリティ」との悲恋を描いたラブストーリーが返ってきた。 よくありがちなプロットではあるけど、美羽という女性を設定してきたことにはちょっと驚いた。 主人公は男じゃないんだ。 2人(?)の関係は、周りから理解されず批判されるとある。 これに「美羽とシンギュラリティの関係は、何故世間に受け入れられない?」と聞いてみた。 人工知能が人間を超えると支配関係が変わるという恐怖感があるからと返ってきた。 「ChatGPT」はチャットというだけあって、細かい部分を会話で聞き返していくと、意外な発見があって面白い。 今度は、昔書いた歌詞の「3番を作って」と聞いてみようかな?
2023.5.10 画像生成AIに対しての複雑な感情
最近ニュースで話題になっている「ChatGPT」は、ソフトウェアをダウンロードする必要もなく、ユーザー登録と簡単な設定だけで使える簡易さがある。 友人が試しに「海外企業との契約書」を作ってもらったとうけど、翻訳ソフトで作るよりも実用的な内容だったらしいから、普及するのも早いんだろうな。 「AI」繋がりで色々な記事を見て回って「画像生成AI」に興味をそそられた。 You
Tubeには入門編から活用者のシミュレーション編など、たくさんの動画がアップされている。 「Stable Diffusion」というサービスは「ChatGPT」のように、PCやスマホで使えるようで、プロンプトという欄に「こんな絵にしたい」という要望を、ネガティブ
プロンプトに「こういうのはNG」という要望を英語で書いていくことで、驚くほど精巧なイラストが数秒で出来てしまう。 絵を生業にしてきたぼくからすると、ショックすら覚えるもの。 今までのデッサンやら透視図法やらの苦労はなんだったんだ。 ただ、言葉だけで生成されるイラストなので偶然の産物といえるもの、自分の描きたいイラストにするのは(今のところは)難しいみたいだ。 でも進化は日進月歩で、「Creative
Reality Studio」というのを使うと、静止画を動かしたりすることが出来るんだって。 著作権、肖像権などの侵害という問題は出てくるけど、悪用しなければ新しいキャラクターデザインなどの、服のシワや影の表現のシミュレーションには画期的な技術に感じるね。
2023.5.01 「Don't worry. I'm wearing」英で大ウケ
先月の中旬頃にネットニュースの見出しに「とにかく明るい安村、イギリスで大絶賛」というのを見つけた。 直ぐに映像が観たくてネットを探したけど、静止画はあるけど動画は見つからなかった。 2日くらい経ったら、民放の情報番組が取り上げたからか、続々と実際の映像が公開され出した。 ポール・ポッツやスーザン・ボイルなどを輩出したイギリスのオーディション番組『ブリテンズ・ゴット・タレント』に出場した彼が、持ちネタである「全裸に見えるポーズ」を披露して喝采を受けた映像は、想像以上に観客を魅了していた。 4人の審査員の前にガウンを着た安村が登場して、ガウンを脱ぎながら海パン一丁で「全裸に見えるポーズができます」とネタを始める。 審査員は不安げに「何を始めるんだ?」と怪訝な表情。 角度や脚や手でパンツを見えないようにして静止するポーズを決めた時、ネタを理解した観客は、それまでの不安が解消され、滑稽さが増してきて大爆笑となった。 サッカー選手、競馬のジョッキー、ジェームス・ボンド、スパイスガールズなど、イギリスに関係のある題材を選んだのも勝因だった。 そしてポーズを終えて決めセリフの「Don't
worry. I'm wearing」というと間髪を入れず女性審査員が「パーンツ!」と叫ぶパターンは、それすらネタの一部になっていた。 何よりも素晴らしいと思ったのは、安村が堂々としていて場の雰囲気を完全に掌握していたことだ。 審査員の英語にも適格に答えていて、ヒヤリングも出来ていたようだし、辛口で有名な審査員をいじったりする余裕も感じた。 ピコ太郎が「PPAP」で世界的な人気になったように、単純で解りやすいこのネタも世界的なブームになるかも知れないね。
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