Column (4月) 


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2021.4.24 コロナ禍は第3次世界大戦

「戦争を知らない子供たち」世代のぼくらにとって、命に関わる脅威は大きな地震や台風の被害くらいだろう。 直接の脅威ではなかったけど、阪神淡路大震災の時の高速道路が倒壊した映像や、東日本大震災の津波の映像は恐怖だった。 そして福島の原発事故による放射能の脅威は、生命の危機を身近に感じたことだった。 コロナ禍になり1年以上が経過したが、今回ほど世界的な生命の危機は経験したことがないほど、長い脅威だ。 戦争のように他からの侵略に対抗することのなかった世代なので、覚悟のようなものが足りないのかも知れない。 コロナというウイルスによる地球侵略という意味では、映画『インディペンデンス・デイ』のような世界だ。 世界中の都市の上空に突然現れ、同時に総攻撃を加えてきた宇宙人は、まさに新型コロナウイルスと一致する。 「禍」というより、ウイルスとの「戦争」なのだと思う。 

2021.4.15 近づくウイルスの脅威

昨日は朝から雨。 郵便局に用があったので、ネットで最寄りの郵便局の営業時間を確認し、9:00から営業開始とわかったので、9時ちょうどに家を出た。 徒歩で5分くらいの場所なので、すぐに帰るつもりでジャージの上にジャケットを羽織って、サンダルで出かけた。 到着したらシャッターが半分閉まっていて、係員のような男の人が近づいてきた。 「コロナウイルスの感染者が出たので、事務所内を除菌していて、営業は停止しています」とのこと。 しかたないので、そこから約15分くらいの別の郵便局まで歩くことに。 久しぶりのサンダルだったので、まだ足が慣れていないから、足の指にマメができて痛い。 こんなことなら、ちゃんと靴を履いてくるんだった。 それにしても、感染者は郵便局の従業員から出たのか、それともお客さんが運んできたのか、身近では始めての感染案件だ。 感染者が出ると、お店や会社って除菌作業で営業停止になるんだね。 一気にウイルスが自分に近づいた気がしたよ。  

2021.4.09 厄介な変異ウイルス

最初の緊急事態宣言から丸1年を迎えた。 未だに終息が見えない新型コロナウイルスの猛威。 最初の株から変異した「E484K」とか「N501Y」とかの変異株は、感染力が強く重傷率も強いという。 第4波は感染拡大のスピードが早くなっている印象。 ブラジル型とかイギリス型とか色々あるけど、今後も更に変異していく可能性もあり、我々の生活態度が試されているように思える。 結局、根本のウイルスの問題もあるけど、それを広めてしまうのは人間側の意識と行動によるものなんだ。 更には、正確な情報ではないものを拡散して、恐怖を煽ってしまう「風評被害」という人間のウイルスもある。 冷静な判断と、全体を考えた行動というのが必要な時期なんだ。 自分のデメリットより全体のメリットを優先させないと、この相手は終息しないんじゃないかな?

2021.4.01 懐かしいマカロニ・ウェスタン

現在、西部劇は辛うじて残っているけれど、マカロニ・ウエスタンは殆ど消えたと言っていい。 元々はアメリカ西部の開拓時代を舞台に、フロンティア精神を描いたのが所謂「ウエスタン(西部劇)」だった。 それが次第にイタリアやドイツでも作られるようになり、クリント・イーストウッド主演で作られた『荒野の用心棒』の大ヒットで、イタリア産のマカロニ・ウエスタンがたくさん作られたそうだ。 その代表とも言える大スターの1人がジュリアーノ・ジェンマ。 先日ケーブルテレビで彼主演の映画『荒野の1ドル銀貨』と『怒りの荒野』が放送されたので、録画して久しぶりに観た。 日本には時代劇があるように、欧米人にとっては同じような感覚の西部劇。 なんとなく似たようなニュアンスを感じる世界観。 だから黒澤明作品が『荒野の七人』や『荒野の用心棒』にリメイクされて大ヒットしたんだろう。 上記のジェンマ2作品は非常に懐かしかった。 どちらかで選べば、ぼくは『荒野の1ドル銀貨』の方が好きかな。 若き日のジュリアーノ・ジェンマを見ていて「誰かに似ている」と思った。 しばし考えて「あ、岡田健史だ」と気付く。 正確には岡田健史がジュリアーノ・ジェンマに似てるんだけどね。