Column (11月) 


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2016.11.22 日本のアニメ界を支える漢字三文字の人物

世界に名を轟かせたスタジオ・ジブリの宮崎駿は、映画のタイトルに「の」が入るとヒットすると言うジンクスを持っていた。 ジンクスとは違うけど、日本のアニメ界を見渡すと、三文字名の監督が目立つことに気付く。 昔は『機動警察パトレイバー』『攻殻機動隊』の押井守。 『サマーウォーズ』『バケモノの子』の細田守。 そして今年の大注目作となった『君の名は。』の新海誠。 日本のアニメ界を牽引しているのは、名前がみんな漢字3文字(2字姓1字名)の名前たちだ。 『桑野式内角法』の姓名判断では、三文字名(ニ字姓一字名)の場合、総画数と社会運が同数になるので「孤独相」となる。 神経質で周期的なスランプがある相なんだそうだ。 気になったので4人の名前を占ってみたけど、共通点はあまり無かった。 やっぱり漢字三文字が揃ったのは、ただの偶然なんだな。

2016.11.17 今期の連ドラは「研音」が目立つ

今期の連続ドラマの主要キャストの顔ぶれを見ていて、「あれ?」と気付いた。 『Chef〜三ツ星の給食〜』の天海祐希と川口春奈、『黒い十人の女』の成海璃子、『砂の塔〜知りすぎた隣人』の菅野美穂、『レンタル救世主』の沢村一樹と志田未来、『ラストコップ』の唐沢寿明、『相棒』の反町隆史、みんな芸能事務所「研音」所属の俳優たちだ。 ドラマのキャスティングは、プロデューサーと監督が決めて芸能事務所にオファーするだけでなく、芸能事務所が企画を出してドラマ制作がスタートする場合もある。 タイトルバックやスタッフロールに事務所の名前が出ているものがそうだ。 『レンタル救世主』と『ラストコップ』がコラボ出来るのも、同じ事務所の俳優が主演だからなのかもね。 スタッフロールでよく見かけるのは「渡辺プロダクション」「ホリプロ」など。 「研音」も業界を牽引しているね。

2016.11.15 『勇者ヨシヒコと導かれし七人』第5話

シーズン3がスタートした『勇者ヨシヒコ』シリーズ。 相変わらず、ゆる〜いギャグやパロディで、期待を裏切らない。 特に先々週の第5話は、テレビ業界全体を皮肉るパロディで、とても面白かった。 仏によって蘇ったヨシヒコ一行が立ち寄った先は「ダシュウ村」。 そこで知りあった5人の若者は、白Tシャツにオーバーオールで、頭には白タオルを巻いている。 彼らは魔物によってバンド活動が出来なくなっていた。 魔物である「ニッテレ」を倒すため神々に会いに行く。 「シエクス」は死亡していたが、「蘇ってくれるはず」と願う一行。 「テレアーサ」はマギーが杉下右京のコスチュームで事件に追われ、手助け出来ないという。 「テブエス」は「日曜の夜に稀に最強になる」が会えず、バナナを被った「テレート」が参戦し、「とりあえず終電乗り遅れた人と、空港にいる外国人探しながら行こうぜ」と、どこまでもパロディに徹していた。 深夜の番組だから出来る「やり過ぎ感」が面白い。 テレビ・ファンには堪らない遊び心に拍手です。

2016.11.09 晴天の霹靂、米大統領選の結末

絶対にヒラリー・クリントン氏が新しい大統領になるものと思っていた。 ヒラリーも嫌われていると言われていたけど、トランプ氏よりはまだマシと思っている人が大半だと思っていたのに、まさかトランプ氏が大統領の座に着くなんて、未だに信じられない。 米ドラマ『24 Twenty Four』で、黒人大統領の次は女性大統領だったこともあり、初の女性大統領がヒラリーと予想していた。 ドラマのその後には、トラブルの根源のような大統領も出てきたけど。 女性蔑視ともとれる非常識な発言や、移民に対する強硬な姿勢は、日本との外交にも表れてくる日があるんじゃないか? 彼に核兵器のスイッチの片方を預けてしまって本当に良いんだろうか?  大きなトラブルを起こさないことを祈る。 てっきりクリントン氏が当選すると思って、8月にトランプ氏の似顔絵をHPに載せた。 1ヶ月前から準備していたヒラリーの似顔絵は、少なくとも4年はお蔵入りだ。

2016.11.07 「♪大量の防腐剤〜」

先月にも書いたことだけど、NHK朝ドラ『べっぴんさん』の主題歌、ミスチルの『ヒカリノアトリエ』の歌詞が聞き取れないの第2弾。 ドラマのオープニングで流れるのは2タイプあって、Aメロが1回のものと2回のバージョンがある。 前回書いたのは、1回バージョンの「♪この夢想家でもそれくらい解ってる」という「夢想家」が、なんて言っているか判らなかった問題。 今回は2回バージョンの2回目の出だし部分。 何度聴いても聞き取れないので、やっぱりネットに頼った。 YouTubeでは、オリジナル音源は1回バージョンしかない。 カバーで別の人が歌っている、歌詞付きのものが幾つかあって、その中にやっと一件、問題の箇所が判る動画があった。 「♪大量の防腐剤〜」の「大量」は、ネット検索するまでは絶対に「♪太陽の〜」だと思っていた。 だって歌詞の中に「♪雨上がりの空に〜」とか「♪七色の虹がかかる〜」とか「♪晴れた時ばっかじゃない〜」と、天気に関するフレーズがあったから、てっきり「太陽」と思ったよ。 それに「防腐剤」というフレーズは、全く思いもよらなかった語彙だった。 解ってみれば「♪湿った日が続いても腐らぬように〜」の「腐らぬ」に繋がるんだと納得する。 この曲、歌詞もそうだけど、歌い回しも難しい曲だよね。

2016.11.01 『逃げ恥』『とげ』『スニッファー』が好き

秋スタートの連ドラも出揃った。 相変わらず日本のドラマ界は「刑事もの」が多く、似たような内容ばかりなのが気になる。 「刑事もの」には探偵や特殊部署なんかで変化球にしているものもあるけど、結局「事件もの」という括りにしてしまえば、マンネリ感は否めない。 そして多いのが「医療もの」ドラマ。 内容的にやりつくした感じで、『ドクターX 』のようにキャラクターで見せるしかなさそうだ。 今期の作品で新しさを感じたのは、「校閲」という仕事に着目した『地味にスゴイ!』。 ぼくが注目しているドラマは、TBS『逃げるは恥だが役に立つ』と、フジ『とげ 小市民 倉永晴之の逆襲』と、NHK『スニッファー 嗅覚捜査官』かな。 『逃げ恥』は『奥様は○○』的な設定に契約結婚をプラスして面白い。 『とげ』はとにかく主人公が虐げられている現在、今後の逆襲が期待される。 『スニッファー』は匂いで捜査する阿部寛のキャラクターで魅せてくれている。 小ネタが満載のバカリズム脚本の『黒い十人の女』も面白いね。