2024.1.20 コールスローを大根サラダに変えた
様々なものが値上がりして、ほとんどの物の値段が上がるか容量が減らされる世の中。 対応策は、如何に無駄を出さずに済ませるか。 サラダを作る時、キャベツを中心にキュウリやハムなどでコールスローにすることが多かったけど、年末あたりから大根の値段が安くなったのを見て、大根サラダに変更した。 大根を細切りにしてマヨネーズとポン酢で和えるだけ。 浸透圧で出てきたマヨネーズの汁が勿体ないので、利用法を考えた。 別の容器に切干し大根を用意し、表面の汚れを洗うように揉み洗い。 普通は20〜30分くらい戻す時間を置くが、そうすると栄養の大半が流れ出てしまうため、1分くらいで軽く絞ってしまう。 その上から汁ごとの大根サラダをかけて冷蔵庫へ。 翌日には下の層になった切干し大根が、マヨネーズの汁を吸ってちょうど良い感じに柔らかくなっているし、栄養も失われない。 太いもの丸々1本でも180円前後の大根。 いつもなら皮を5mmほどの厚さに剥いて捨てていたけど「これって、よく洗えば食べられるよな」と思い、積極的に食べるようになった。 人参と共に細い短冊切りにして、ごま油で炒めてからめんつゆで味付けしただけで、お手軽一品料理の完成。 この時、大根の葉っぱがあれば細かく刻んで一緒に炒めると、更に美味しく仕上がる。 昨日から風邪気味なのもあり、今日はみじん切りの大根を加えたお粥を作った。 塩だけでは味気なさ過ぎると思って、鶏ガラスープの素を少量加えて作ったので、薄味ながら食べ応えのある、それでいて大根のアミラーゼによる効果もあり、さっぱりとしたお粥になった気がする。
2024.1.05 令和6年能登半島地震
まさかこんな正月になるとは思ってもみなかった。 1月1日夕方4時、ぼくは『笑点』を見ていた。 マキタスポーツが得意の音楽ネタをやっていて、以前から好きなネタだったから、前のめりになって見ていたら「緊急地震警報」のブザーが突然鳴って、画面が切り替わった。 石川県のどこかの港の風景。 その後に大きな揺れが数分間、かなり長く続いた。 それからはずっと緊急報道番組になり、津波に対する警戒や余震に対する備えを伝えるものになった。 チャンネルを変えてみても、各局ともに同じような報道番組に代わっていたけど、テレ東だけは普通のバラエティを流していた。 元日の夕方と言ったら、そろそろ夕食の時間に備える団欒の時間。 里帰りの家族や親戚が集まってのお祝いのはずだった時間は、一瞬にして消え去ってしまった。 災害の現実は日を追うごとに我々の目にも伝えられてきて、どれほど悲惨なものだったかを突き付けられる。 土砂崩れや地割れによって生じた道路の被害で、救助や支援物資の運搬も難しくなっているとのこと。 冬の寒空に家を奪われた被災者たちに、満足な食料も届きにくい状況を知ると、なんとも言えない無力を感じる。 特に、やっとコロナの3年間を終えて、正月景気で盛りかえそうとしていた、観光業や飲食店関係者にとっては、どこまでも非情な仕打ちに思ってしまう。 簡単に「頑張ってください」なんて言えない。 1月2日には、被災地に物資を運ぼうとしていた海上保安庁機と日本航空機が衝突炎上の悲劇。 旅客機の乗客は全員脱出できたそうだけど、海保機の方は5人の命が亡くなったという。 厳し過ぎる、年の始まりだ。
2024.1.01 シン・アクター&アクトレスの時代
去年も1年間を通して、様々なドラマが生れてきた。 中には『VIVANT』のような、大きな賭けに勝利した意欲作も登場して、まだまだやり様によっては大ヒットを狙える感じが見えてきた。 生き馬の目を抜く芸能界だけに、新旧交代も目覚ましく、次期の主演を任せられるような若手俳優も着々と育ってきているようだ。 去年よく目にしたのが女優では、小芝風花、今田美桜、堀田真由。 3人とも様々な役柄で新境地を得て、振り幅のある演技を見せてくれ、今後に期待が増した。 男では鈴鹿央士、萩原利久、綱啓永をドラマでよく見た。 新しい人材としては、「めるる」こと生見愛瑠、「ほないこか」ことさとうほなみ、そして今注目しているのが原菜乃華だ。 彼女は一見、真面目そうで地味目の美少女だけど、演技の大胆さや身体のポテンシャルに、もっと何かをやってくれそうな期待感がある。 何かのドラマのほんの数秒だったけど、彼女がシャドウボクシングのような動きをしたのを見た時、「格闘技の経験者?」と思うくらい、普通の女の子がやるのとは違う、本物感があって驚いた。 その動きは清野菜名のアクションくらい様になっていた。 ドラマ『泥濘の食卓』で見せたサイコパスな演技は「怖っ!」と思うくらい常軌を逸していたし、大河ドラマ『どうする家康』の千姫では、戦国時代の女性の覚悟を体現していて素晴らしかった。 それぞれ、今後どんな風に化けていくのか楽しみです。
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