Column (8月) 


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2024.8.28 他人事ではなくなった台風10号の予想進路

「サンサン」と名付けられた台風10号が今、鹿児島の辺に上陸しているようだ。 発生当初の予想進路は、瀬戸内を横断するように日本海へ抜けるルートだったが、先週末あたりでは鹿児島から上陸して、日本列島の形をなぞるように陸地を縦断するルートに変わっていた。 でも9/1(日)には福島あたりに抜けていたので、個人的には安心していた。 というのも、9/1(日)は似顔絵の出勤日なので、特に雨になると通勤手段に影響が出てくるし、売り上げにも影響する問題だからだ。 ところが今回の10号は予想がどんどん変化していく。 というより予想がつかないらしい。 そもそも台風は、海水温の高さで勢力を増し、上陸と共に勢いを減少させながら北上していくものだけど、台風10号は北上させる風や気圧が無いので、ノロノロとしか動かない。 今日の時点の予想進路では、9/1(日)15:00の台風の中心位置は長野県あたりになっていた。 こうなると「台風の右側」にあたる東京や埼玉は、雨風の影響をかなり大きく受けることになりそうだ。 通過する他の土地の人々には申し訳ないけど、自分の事情だけで願うなら、進む速度をもっと遅くして1日ほどズレてくれると嬉しいな。 

2024.8.20 蒸し暑さとの闘いの1日

暑さの記録が更新されたと、もう飽きるほど聞いた。 今年の夏は「猛暑日」しかない感じだ。 用があっても外出する気力がどうしても削がれてしまい、先送りしてしまう弱い心。 それでも必要に迫られて外出しなければならないことは、日々起こってくる。 小さなことではあるけど、カメの餌が底を尽きそうなので、買いに行くしかない。 他にも食品の買い出しや、画材などの買い物もある。 一気に全部を片付けたいが、どうシミュレーションしても、1回の外出では収まらない。 とにかくまずはカメの餌だと、自転車で20分のホームセンターへ向かう。 1kgの餌を買い、水槽掃除に使う電動給油ポンプも買う(これはもしもの時の予備)。 食品を買って荷物が大きくなったので帰宅。 これが午前中のこと。 昼飯を作って食べて、ちょっとゆっくりしながら天気予報を確認する。 雨雲レーダーは何ともないが「ゲリラ豪雨や落雷に注意」という文言は張り付いている。 最近、夕方になると凄い雷と雨が突然沸いてくることが多い。 4時頃に「いざ!」という気持ちで、意を決して再び自転車に乗る。 片道30分くらいの距離だ。 「頼むから雨よ降ってくれるな」と祈りながら、画材屋に。 無事に目的の物を買っての帰り道、遠くの空が暗くなって黒い雲が近づいてきた。 焦る気持ちでフル回転。 ここ最近の中で、一番体を動かした1日だった。 

2024.8.17 韓国を泣かせた歌声

昔、友人とカラオケに行った時「foicoさんの歌は、すごく上手い訳じゃないけど、妙に聴かせるよね」と微妙に褒められたことがある。 歌の上手さって「迫力のある声量」とか「安定した音程」とか「魅惑のハイトーン」とか「感情表現」とか、いろいろある。 よく言われているのがSing like talking「話すように歌う」ということ。 浜田省吾がデビュー当時の歌を歌っているYou tubeを観た時、同じ歌なのにこうも表現力が違うのかと思った。 ちょっと前くらいから名前は聞いていたけど、実際に歌っている映像は観たことがなかった「歌心りえ」さんという人がいる。 韓国で放送された『日韓歌王戦』という番組に出場した50歳の女性歌手。 日韓双方が7名の歌手で競い合う歌合戦番組に、日本代表として選ばれた彼女の歌が、反日感情がまだ残る韓国で、堂々と日本語で歌っていて、しかも観客や対戦相手の歌手たちをも泣かせる現象が起きていたと聞き、一度ちゃんと聴いてみようと思ってYou tubeを観てみた。 上手いと言ったって、韓国で受けるのは中島美嘉や玉置浩二のようなハスキーボイスで、囁くように歌うスタイルだろうから、きっとこの人もそんな感じだろうと思っていたら、第一声でその思いが覆された。 『道化師のソネット』の出だし「♪笑ってよ〜君の為に〜」の伸びやかで透き通る歌声にはビックリした。 なんでこの人が無名でいたのか? なんでだろう?歌声で泣くという気持ちが解る。 いや解らないけど泣けてくる。 耳ではなく心に直接届いてくるからかも知れない。 歌ってテクニックや感情表現だけでなく、心に伝わる"思い"なのかも知れないと感じた。 是非、今年の『NHK紅白歌合戦』に出て欲しいな。 その時はバックに、とにかく明るい安村とチョコレートプラネットを従えて、海外でバズった日本人枠で、『道化師のソネット』はどうでしょう?

2024.8.07 地球が沸騰している

先日テレビのニュースで、小学生に「今年の夏の暑さについて」のインタビューを見ていた時、低学年くらいの男の子が「地球沸騰化」という言葉を何度も使っているのを聞いた。 「そうか、学校ではもう地球温暖化ではなく、地球沸騰化と教えているんだな」と思った。 去年のこのブログの8月1日に、国連のグテーレス事務総長が「地球沸騰化の時代」と宣言したことを書いていた。 今年もずっと30℃以上の日が続いている。 今年はアイスの「あずきバー」を毎日食べるのが新しい習慣となった。 アイスクリームのようにベタベタした甘さではなく、さっぱりとした甘さだからスッキリする。 その他にも、皮を剥いたバナナをラップに包んで冷凍庫で凍らせている。 あずきバーと冷凍バナナが、常に冷凍庫の中に確保してあり、今年の夏の定番になった。 30℃以上の日が続くからとは関係ない(?)んだけど、毎年「暑いな」と感じて、肌が汗ばむ頃になると必ず起こるのが、テレビのブロックノイズだ。 番組の途中にランダムに現れて、酷い時には「受信できません」という黒い画面になってしまう。 これ、6〜7年前から続いていて、何度も調べてもらったんだけど原因が分らない。 「ケーブルテレビ」の受信機からの映像で起こるので、中断されたくない番組の時は入力切り換えで「ブルーレイレコーダー」経由で観るようにしている。 ただ、一長一短はあって「ブルーレイレコーダー」に切り替えると音声が極端に小さくなる。 普段ボリューム「12」のところを「20」にしないと聞こえにくい。 時々、ボリュームを上げたことを忘れて、入力切り換えを元に戻すと、爆音のような音声になってビックリする。 そんなことも、毎年の我が家の夏の風物詩になってしまった。

2024.8.01 ミスが目立つパリ・オリンピック

「革新的」という言葉がやたらと使われていたパリ・オリンピックの開会式。 革新的ってなんだ? と思ったので辞書アプリで調べてみた。 「制度・組織・習慣などを改めて新しくしようとするさま」と出てきた。 確かにセーヌ川を船で選手団を入場(?)させるというのは新しい試みだし、開催国のフランスを紹介するのにも面白い企画だとは思う。 従来のスタジアムに入場して勢揃いした選手団の前で開会宣言をするというものとは、丸っきり違う方式で、目新しさはあった。 ただ、天候の予測とそれに対するリカバリー対策は充分ではなかったように思う。 あれでピーカンの天気だったら、素晴らしい開会式の演出だったと思う。 実際は雨で、チープな雨カッパのみの選手団は困惑したんじゃないだろうか。 観ているこちらとしても「あれって選手たち風邪とかひかないかな?」と心配になったよ。 歌手やダンサーのパフォーマンスにしても、雨対策のコスチュームとか考えておく必要があったのでは? そして入場国のアナウンスを間違えるという失態。 それも、韓国を北朝鮮と言い間違えるという、絶対にあってはならないレベルの間違いは非難されて当然。 2300億円もかけたセーヌ川の水質改善も、結局雨で効果が出せなかったみたいで、トライアスロンが延期になった。 選手村はECOの精神でクーラーがないとか、ベジタリアンを意識して肉食が少ないとか、窃盗事件が起こったとか、問題噴出。 セーヌ川に2300億もかけずに、選手村の環境整備にもっと費やすべきだったんじゃないのかな。