▲過去の作品

ドラマ出演が途切れない若手女優  田辺桃子

ドラマ『ゆるキャン』(テレ東)が彼女を認識した最初の作品。 それまでいろんなドラマで顔は知っていたけど、名前と顔を一致させたのは、この時だ。 彼女の役は、前髪パッツンのツインテールで丸メガネ、結構はっちゃけた性格の、彼女の出演作の中では特筆すべき珍しい役柄。 シーズン2が放送された時期に、同時に放送されたTBS『リコカツ』では、北川景子の夫・永山瑛太の職場(航空自衛隊)の後輩で、瑛太に対する好意の反動で、北川に嫌がらせをする陰キャな役だった。 この真逆とも言える性格の役柄を見事に演じ切った演技力は、今もネットで語り継がれている。 更に同時期に(といっても撮影時期は重なってはいないと思う)放送されたTBS『ガールガンレディ』では、サバイバルゲームのようなガールファイトのファイターを演じていて、どれも世界観が全く違う役を演じていた。 悪女風だったのがTBS『笑うマトリョーシカ』の、櫻井翔の青年時代を演じた青木柚を洗脳する恋人役で、鋭い目つきで煙草を吸うシーンが印象的だった。 現在放送中の日テレ『海老だって鯛が釣りたい』に至るまで、年間を通してどのクールにも出演している印象がある。 10才の時に大河ドラマ『天地人』に出演しているけど、朝ドラの経験はまだないみたい。 今後に期待しています。
2025.9.01

「言葉」を扱う役にピッタリ  野田洋次郎

独特な世界観を持った哲学的な歌詞を書く彼。 新海誠のアニメ映画『君の名は。』の主題歌「前前前世」でRADWIMPSを知り、ボーカルが彼であることを知った。 現在放送中の朝ドラ『あんぱん』の主題歌「賜物」のフルバージョンの歌を聴いた時、壮大な歌だなと思ったし、歌詞の言葉ひとつひとつ、慎重に選んだ言葉のように感じた。 そんな、ソングライターの彼だからか、NHKのドラマ『舟を編む〜私、辞書つくります〜』の馬締光也役は説得力があると思った。 手垢の付いた役者が演じるより、彼のように言葉を生業にしてきた人が演じるからこそ、セリフの言葉が生きてくる。 『舟を編む』は松田龍平と宮崎あおいの映画版も面白かったけど、このドラマ版は毎回感動する良作でした。 ただの言葉なのに何でこんなに心を揺さぶられるんだろうと、毎週楽しみに観ました。 しかも設定を池田エライザの視点からに変え、更に原作や映画版から数年経った時代背景にしたことが、良い意味で現代を描き出していた。 コロナ禍を経験する中で、新しい言葉が増えていくなど、言葉は生きていくんだなと思った。 彼の演技は過去に朝ドラ『エール』の時に観ていたし、テレ東『100万円の女たち』でも観ていたけど、今回の馬締光也役が一番、彼に合っていると思った。
2025.9.01

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