実姉の市川実和子がデビューして、その数年後に彼女を見る機会が増えていった感じ。 ぼくが最初に彼女の出演作を観たのは、映画『めがね』やドラマ『すいか』だったと思う。 お姉さんのエキゾチックな印象とはちょっと違うけど、彼女も独特の雰囲気を纏っている。 そこに居るだけで物語を感じさせる佇まいは、映像作品には欠かせない存在感だ。 だから主演をばんばん張るよりも、「ここぞ」という重要な脇役で光ってくる。 女性版バイプレイヤーズを作るなら、彼女は絶対に必要なキャストだろうな。 女版の松重豊だね。 そんな彼女が主演を務める連続ドラマ『ホットスポット』(日テレ)が注目されている。 2023年に様々な賞に輝いた、バカリズム脚本『ブラッシュアップライフ』のチームが再タッグを組み制作されたドラマ。 富士山の麓のビジネスホテルに勤務するシングルマザーを彼女が演じ、職場の先輩で実は宇宙人という男を東京03の角田晃広が演じる。 キャッチコピーは「地元系エイリアン・ヒューマン・コメディー」 日曜の夜10:00が楽しみになっている。
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