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新・霊長類最強女子、公式戦連勝記録137  藤波朱理

パリ・オリンピックのレスリング日本代表は、男女共に強かった。 合計8個の金メダルを獲得し、銀1、銅2の合計11個の好成績だった。 その中でも、吉田沙保里・伊調馨に並ぶ100以上の連勝記録を更新中の彼女への注目は大きかった。 先に試合に出場したもう1人の注目株、海外選手に無敗を誇った須崎優衣が、まさかの予選敗退となったのを観て「やっぱりオリンピックには魔物がいるんだな」と、藤波選手の試合も心配しながら観ていた。 でも、蓋を開けてみたら何のこともなく、磐石な試合運びで圧倒し連勝記録を137に伸ばした彼女。 話題となったのは勝利後のインタビューでの彼女の姿。 あっけらかんとした「オリンピック最高! レスリング最高!」と両手人さし指を上に向け、変顔で去っていく戯けた姿が反響を呼んだ。 練習や生活はストイックなんだろうけど、持ち前の気さくで陽気な性格は、アイドル的な要素を持っている。 試合後の観客への神対応にも、好感を持った人が多いと思う。 似顔絵で変顔を描くと、どうしても本人に似てなくなるので、指のポーズだけを残して描きました。   

   

2024.9.01

パリ五輪・体操のシンデレラ・ボーイ  岡慎之助

父親が巨人の阿部慎之助のファンだったことで名付けられたという彼。 2021年の金メダリスト橋本大輝という絶対的エースがいる中、安定した演技で頭角を表した、今大会のシンデレラ・ボーイと言っていい活躍。 スポーツ選手なら誰でも経験しているだろう、怪我による停滞は深刻な期間だったと思う。 2022年の全日本選手権で跳馬の着地時に右足前十字靱帯を断裂する怪我を負い、一時はオリンピック出場も危ぶまれたという。 リハビリを続けながら上半身の強化をしたお陰で、苦手だった吊り輪を克服できたというから、やっぱ努力の人だなと感心する。 結果は男子団体総合、個人総合、鉄棒で3個の金メダル。 更に平行棒でも銅メダルを獲得し、帰国時には首から4個のメダルをさげて凱旋。 「2kg以上あるから重い」と嬉しい悲鳴にも似たコメントをしていた。 調べたら、今回のパリ五輪の金メダルの重量は541gというから、4個重なれば2kg以上にはなるね。 似顔絵を描いてる時「おすぎとピーコに似てるな」と思いながら描いていました。 
2024.9.01

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