パリ・オリンピックのレスリング日本代表は、男女共に強かった。 合計8個の金メダルを獲得し、銀1、銅2の合計11個の好成績だった。 その中でも、吉田沙保里・伊調馨に並ぶ100以上の連勝記録を更新中の彼女への注目は大きかった。 先に試合に出場したもう1人の注目株、海外選手に無敗を誇った須崎優衣が、まさかの予選敗退となったのを観て「やっぱりオリンピックには魔物がいるんだな」と、藤波選手の試合も心配しながら観ていた。 でも、蓋を開けてみたら何のこともなく、磐石な試合運びで圧倒し連勝記録を137に伸ばした彼女。 話題となったのは勝利後のインタビューでの彼女の姿。 あっけらかんとした「オリンピック最高!
レスリング最高!」と両手人さし指を上に向け、変顔で去っていく戯けた姿が反響を呼んだ。 練習や生活はストイックなんだろうけど、持ち前の気さくで陽気な性格は、アイドル的な要素を持っている。 試合後の観客への神対応にも、好感を持った人が多いと思う。 似顔絵で変顔を描くと、どうしても本人に似てなくなるので、指のポーズだけを残して描きました。
|