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大銀杏が結えないほどのスピード出世  尊富士

先月の大相撲春場所、新入幕で幕内最高優勝を果たし、大正3年元関脇の両國勇治郎以来110年ぶりの快挙となった尊富士。 14日目の取組で右の足首を痛め、歩くのも辛い状況だったらしく、一時は千秋楽の休場も考えたというが、兄弟子の照ノ富士(横綱)に「お前ならやれる。記録ではなく記憶に残りたいんだろう。このチャンスはもう戻ってこない」と言われて出場を決めたそうだ。 関取に付き物の怪我は、無理をすると相撲人生に関わる問題なので、是非が問われるところ。 無理をしたことで体を壊し、若くして現役を去った力士も多いという。 結果として幕内優勝したので良かったが、怪我をおして出場したのが良かったのか、休場していた方が良かったのか、その時は判らない。 自分の人生、自分で選ぶしかないんだな。 十両以上の力士が結うことができるという「大銀杏」の髷だけど、あまりのスピード出世で髪の長さや量が足りず、結えていない優勝だったのが記憶に残るね。 

   

2024.4.01

彼女の”夫は大谷翔平”  田中真美子

ドジャースの大谷翔平が2月29日に突然結婚を発表して世界中を驚かせた。 ネットやYou tubuには結婚相手を特定する記事がたくさん揚がった。 3月20日に開幕戦が行われる韓国に向けて出発する飛行機の前で、ドジャースの選手やスタッフと共に映る長身の女性が、大谷選手の妻であると公式に発表されたのが15日のこと。 元バスケットボール選手の彼女は、Wリーグの富士通レッドウェーブに所属していたが、去年現役を引退したという。 あるスポーツライターによると「彼女は得点をバンバン取るタイプではなく、リバウンドや繋ぎ役など、目に見えにくいところで体を張る縁の下の力持ちでした」と評価している。 Wリーグで何度も対戦したことがある馬瓜エブリン選手は、彼女について「本当に優しいし、ちゃんとプレーでも自分の役割っていうのをしっかりとプレーする選手」と、その人間性を評している。 更に「世間では”大谷選手の妻”って言われるけど、逆に大谷選手がラッキーな人だったと思う。 大谷選手が”田中真美子の夫”という感じ」 だが先月の21日から起こった、元通訳の水原一平氏の違法賭博問題が大きな影を落としている大谷選手の周辺。 この最大の逆境を、彼女の見事なリバウンドで支えて乗り越えて欲しいと思います。
2024.4.01

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