▲過去の作品

様々な記録を更新し続ける歌姫  テイラー スウィフト

今年の米グラミー賞で、史上初となる4度目の最優秀アルバム賞に輝いた彼女。 これはスティービー・ワンダー、ポール・サイモン、フランク・シナトラの3回を抜いての最多記録だそうだ。 カントリー・ミュージックの歌手としてスタートし、ポップスのスタイルに移行していった彼女は、幼少期から歌手への願望が強かったようだ。 その時その時の時代の気持ちを素直に歌詞にして注目が集まった。 カントリーの曲は聴いたことがなかったので You tubeで『Fifteen』と『Mean』を聴いてみた。 浜田省吾で育ったぼくには、馴染み深くて聴きやすいと感じた。 ぼくが彼女の歌を耳にした最初は『We are never ever getting back together』だった気がする。 TBS『王様のブランチ』だったかで紹介されたのを聴いた記憶が最初。 『Shake it off』なんかもよく耳にしたな。 親日家の彼女は「東京が世界で一番ショッピングを楽しめる街」と発言している。 2月7日〜10日の4日間を東京ドームで公演し、すぐに帰国して恋人のアメフト選手(トラビス・ケルシー)の出場するスーパーボウルを観戦という弾丸日程。 結果は彼が所属するカンザスシティ・チーフスが勝利して、フィールドでキスをする2人の姿が報道されていた。

   

2024.3.01

もはや世界のジブリ、世界の宮崎  宮崎 駿

『ルパン三世 カリオストロの城』の大ヒットで名前を知った。 この映画を初めて観た時「なんてテンポが良くて、なんて魅力的な動きなんだろう」と一目で魅了されたのを覚えている。 屋根から屋根へと飛び移るシーンの滑稽さと必死さは、まさに宮崎演出の面白味だと思う。 『風の谷のナウシカ』が公開された時は、全く新しいキャラクターで劇場アニメはどうなんだろうと思ったのが正直な気持ちだった。 でもラストの王蟲(オーム)の暴走、巨神兵の閃光などのスペクタクルは圧巻だった。 ナウシカだったり、『もののけ姫』のアシタカだったり、登場人物の「心が動いた時」に、髪の毛がサワサワするのも、宮崎さんの独特の演出法。 「この作品を最後に引退する」と言っては撤回して新しい作品を産み出し続ける宮崎さんは、きっと生涯現役なんだろうな。 そして3月10日に発表される米アカデミー賞の「長編アニメ賞」にノミネートされているのが、自らの少年時代を重ねた自伝的ファンタジー『君たちはどう生きるか』。 宮崎さんの頭の中では、様々な「次の」構想が膨らんでいるんだろうな。
2024.3.01

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