▲過去の作品

『VIVANT』のシンデレラ・ボーイ  富栄ドラム

相撲界から俳優&You tuberの道へ転身した彼。 TBSドラマ『VIVANT』が始まるまでは、ほぼ無名だった彼が、放送開始第1話から存在感を表し、その独特のキャラクターと役柄設定が視聴者に受け入れられ、今や番組の顔のような立ち位置にまでなってしまったシンデレラ・ボーイである。 丸々とした体型にお茶目な笑顔、言葉は理解できるが喋れないという設定のため、翻訳アプリの女性ボイス(林原めぐみ)で会話するというギャップが斬新だった。 愛くるしい見た目とは異なって、砂漠でも都会でも与えられたミッションを完璧にこなすエージェント能力は頼もしい。 たまたまネットで彼が公園の芝生の上でバク転をする動画を観たけど、あの体型で連続10回のバク転をこなすという運動能力は、まさにドラムに通じていたと思う。 相撲は2021年に引退したと言う。 5年くらい前、某駅前で熊本の物産販売をしていた時、あるオジサンから大相撲の番付表をもらったものが、今でも家にある。 もしやと思って幕下を探してみた。 平成三十一年とあるその番付表の中に「富栄龍太郎」の名前がちゃんと残っていた。 今後の活躍で彼がもっと有名になったら、この番付表も価値が上がるかな? 

   

2023.10.01

『VIVANT』版 銭形、ジャベール  バルサラハガバ・バトボルド

TBSドラマ『VIVANT』で、第1話から強烈な存在感を示したバルサ−氏。 執拗に主人公を追い詰めるバルカ共和国警察官のチンギス役は、ドラマ内の名キャラクターだった。 ドラムもそうだけど、このチンギスも、馴染みの無い俳優を探してきたりオーディションで役決めをしたのが、手垢の付いた俳優を使うより断然良かったと思った。 最近のドラマは「さっきも別の局のドラマに出ていた人だ」と思うような、ドラマの掛け持ちをする俳優・女優が多くなり過ぎて辟易としていた。 世の中には多くの役者がいるんだから、同じ人ばかり使わず、もっと色んな人を使ってあげれば良いのにと思うんだな。 だから『VIVANT』に登場したこのチンギスやドラム、バルカ共和国の外務大臣のワニズ役を演じた河内大和なんかは、とても新鮮で良かった。 しかもチンギスという役柄は、最初は主人公の乃木をどこまでも追いかけ、次にはテロ組織テントの謎を解明するために公安と手を組み、最後は日本とテントと結束してバルカ共和国の陰謀を阻止する大活躍をする重要な役。 個人的な話だが、チンギス役のバルサ−氏の顔を初めて見た時「うちの家系(父方)の顔に似てるなぁ」と親近感を覚えました。 彼の母国であるモンゴルでも『VIVANT』の放送が始まったという。 モンゴルでも流行ると良いね。
2023.10.01

▲TOP