柔らかい印象を与える中性的なルックスは、個人的に好きな顔だ。 男性的ず、女性的過ぎもしない、大人顔でもなく、幼い顔過ぎもしない、それが柔らかい印象になっているんだろう。 『仮面ライダー』の頃の彼は知らない。 ぼくが彼の存在を知ったのは「チェリまほ」こと『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』からだ。 いきなり知らない俳優が主演の連ドラが始まり、ちょっと新鮮な感覚で観ていた。 しかもBLの内容。 同僚の町田啓太に想われてステディな関係になっていく彼は、いつも心の葛藤で困った表情をしていた。 それが、ナイーブな青年らしくて合っていた。 仮面ライダーの前にも色々とドラマに出ていたみたいで、ぼくが観ていた『表参道高校合唱部』『わたしを離さないで』『フランケンシュタインの恋』などにも出演していたようだけど、覚えてはいない。 きっと小さな役だったんだろう。 映画化もされた「チェリまほ」のヒットで、次々にドラマのオファーが増えて、現在放送中の朝ドラ『舞いあがれ!』ではヒロイン(福原遥)の幼馴染み(今後は恋に発展?)の梅津貴司を好演している。 歌人の貴司くんが舞ちゃんに送った短歌「君が行く
新たな道を 照らすよう 千億の星に 頼んでおいた」 これを歌人の俵万智さんが「距離感が絶妙」とツイートしていた。
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