▲過去の作品

空に憧れた浪速のヒロイン  福原遥

4〜5年前だったか、深夜の青春系ドラマには必ず彼女の名前がキャスティングされていた印象がある。 初めて彼女の作品を観たのは、『グッドモーニング・コール』と『声ガール』を同時期に観た覚えがある。 どちらも元気で明るい女の子の役だったけど「え?こういうリアルな演技もできるんだ」と感心したのが、菅田将暉主演の『3年A組-今から皆さんは、人質です-』だった。 恋愛体質でちょっと気の強い役は、当時の彼女にしては珍しい設定の役だったと思う。 フェイク動画をネットに投稿しようとしたことを菅田将暉に止められ、教室のドアに追い詰められ「もう間違いを犯して許される年齢じゃない!もっと責任を持て!」「言葉ひとつで簡単に命を奪えることを忘れるな!」と迫られるシーンが強く記憶に残っている。 また『ゆるキャン』の彼女も、それまでの役柄とはちょっと違って、無口でちょっとクールなソロキャンパーの役柄だった。 朝ドラ『舞いあがれ!』では、大阪のネジ工場社長の娘で、空への憧れからパイロットを目指すヒロインを演じている。 アイテムとしては、祖母が暮らす五島列島の名物「バラモン凧」と、大学時代のなにわバードマン制作の「スワン号」を配置しました。

  

2023.1.01

ドイツ、スペイン戦の持ってる男  堂安律

オリンピックやワールドカップなど、大きな試合しか観ないぼくだけど、日本サッカーは目覚ましく進歩を遂げたと感じている。 中田英寿が出てくる前は「日本=サッカーが下手くそ」という世界の目だった時代がある。 Jリーグが出来てサッカー人気の向上と共に、たくさんの選手が海外でプレーを経験する環境が整った。 あれから○十年、ここまで世界のトップクラスと渡り合えるまでに、フィジカル面やメンタル面が強くなったことを実感する。 昨年のカタール・ワールドカップでは、優勝候補のドイツ、スペインを破って、グループリーグを首位で突破した快挙は、日本人として誇らしいことだった。 その起点となったのが彼の活躍と言っても過言ではないだろう。 スペイン戦後半、途中からピッチに入った彼は、パスを受けてすかさず迷いなく振り抜いた左足は、気持ちの良い軌道でゴールを突き刺した。 「日本選手のこういうシュートが観たかったんだ」と思った。 更に試合後のロッカールームをキレイに掃除した上に、折り鶴と感謝のメッセージを置いて帰った行為は、粋な姿勢に感じた。 試合後の観客席を掃除する日本人サポーターの行為と共に、世界に良い影響を与えていると感心してしまう。 カタール大会のマスコット「ライーブ」を添えてみました。
20223.1.01

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