▲過去の作品

朝ドラ、大河、米アカデミー賞  三浦透子

安子(上白石萌音)→るい(深津絵里)→ひなた(川栄李奈)の3人による、母子3代の100年を綴る朝ドラ『カムカムエブリバディー』で、現代のひなた編に出演している彼女。 実家が茶道の家元という設定で、ひなたが勤める映画村で茶道指導をすることになる。 ヒロインひなたの幼馴染みの親友「一恵」役。 この文章を書いている時点(4.1)では、まだ登場していないが、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』では、菅田将暉演じる源義経の正妻・里を演じるらしい。 そして特筆すべきは、13年ぶりの快挙となったアメリカ・アカデミー賞「国際長編映画賞」を受賞した『ドライブ・マイ・カー』に重要な役で出演していると言うこと。 舞台の方でも歌声が話題を呼んでいる彼女。 今後は更に出演オファーが増えるだろうね。 似顔絵の衣装や持ち物を考えるためにネット検索していると、サントリー「なっちゃん」の2代目なっちゃんだったことを知る。 なるほど子役から出発していたんだな。 出演作のリストを見ていると『鈴木先生』とか『宮本から君へ』とか、観ていたドラマのタイトルがある。 なっちゃんCM当時の連ドラ『天才柳沢教授の生活』にはレギュラー出演をしていたようで、主人公・松本幸四郎の孫娘役。 今年は「彼女の年」と言っても良いんじゃないかな。 
2022.4.01

コメディアン出身の大統領  ゼレンスキー(ウクライナ)大統領

有事の際にはリーダーが前線に立つことが、国民や世間の支持を集める有効な手段だと言われている。 キエフ(現在はキーウと呼ぶ)に迫るロシア軍の猛攻に対抗して、携帯電話で自撮りしながら首都を守る姿勢を配信するゼレンスキー大統領は、リーダーシップのある頼もしい存在に見える。 コメディアン出身と言うことで、過去の映像なんかも出てくるけど、政治経験がない中で彼は良くやっていると思う。 彼が出演したドラマ2015年の『国民の僕』は、歴史教師が大統領になるという風刺ドラマ。 それをそのまま現実のものにしてしまったところまでは面白ばなし。 ただ、そこにロシアによる軍事侵攻が2月24日に起こってからは、ウクライナ国民にとってもゼレンスキー大統領にとっても辛く苦しい日々の始まりだろう。 緊張状態が続く毎日でも、常に力強い姿で登場する彼は、ちゃんと睡眠を取れているんだろうか? チェルノブイリを始めとして数カ所にある原発がロシア軍に陥落しているし、「核」の不安にも脅える立場にあるウクライナ。 一日も早くこの戦争が終わってくれることを祈ることしか出来ないのが、もどかしい限り。 
2022.4.01

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