■二刀流、怒りのトリプルコーク1440■ 平野歩夢
去年の東京オリンピックには新種目のスケートボードで出場した彼。夏冬五輪出場(二刀流)選手の1人に名前を列ねた。 2014ソチ五輪、2018平昌五輪の銀メダルから今回の北京五輪で念願の金メダルを獲得した。 スノーボード男子ハーフパイプの彼の演技は出場選手の郡を抜いてたもので、それは海外のメディアの目にも明らかなものだったと、現地を取材したスポーツキャスターの松岡修造も語っていた。 伝家の宝刀「トリプルコーク1440」を含む完璧なルーティンを成功させたにも関わらず、思いのほか得点が伸びなかった2回目の採点に怒りを感じ、臨んだ3回目の滑走でも完璧なルーティンを披露しての金メダルは、誰もが納得する演技だった。 テレビ画面で見ているとあまり解らないけど、彼の技の1つ1つは物凄く高い位置まで達している。 あるニュースでは、彼の最高到達点から地面まではビルの4〜5階の高さに相当すると紹介していた。 小学校の屋上から飛び下りるくらいの高さで、まさに命がけの演技をしていることにリスペクトを感じる。 そんな命がけの演技に対して曖昧な採点は許せないと思うよ。 |
2022.3.01 |
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