▲過去の作品

NHKに愛される女優  清原果耶

波瑠が主演の朝ドラ『あさが来た』の女中役が彼女を見た最初だった。 幕末の時代だったかの舞台で、周りがみんな和風の顔立ちのキャストの中で、1人だけ異質の輝きを放っていたのが彼女だった。 健気で働き者の彼女「ふゆ」が、最終的に結ばれたのが三宅弘城演じる中番頭だったことに、少なからず驚いた記憶がある。 彼女の出演したドラマは結構観てきた。 『精霊の守り人』『死幣-DEATH CASH-』『セトウツミ』『俺の話は長い』なんかが思い出されるけど、なんと言っても印象的だったのが、賞をたくさん獲った『透明なゆりかご』だろう。 脚本は『おかえりモネ』と同じ安達奈緒子。 産婦人科の実情を看護師見習いの彼女が体験していくストーリー。 「産んだら皆幸せ」とはならないリアルな世の中の問題に、ヒリヒリするように切実に観た記憶がある。 『精霊の…』『透明な…』の他に『螢草 菜々の剣』、そして朝ドラ『あさが来た』『なつぞら』に次いで3度目にして主演の今作『おかえりモネ』となり、彼女はNHKに愛されているように見える。 今回は『おかえりモネ』から「コサメちゃん」と「カサイルカくん」も添えてみました。
2021.10.01

2度目の朝ドラ出演  坂口健太郎

彼を初めて見たのがなんだったか覚えていない。 いつの間にか「この俳優、よく見るなぁ」と思うようになった。 たぶん『コウノドリ』とか『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』『重版出来』で顔を覚えていったんだろう。 名前を覚えたのはやっぱり『とと姉ちゃん』くらいからだろう。 彼の出演作で一番印象深かったのは、ビジュアル面では『東京タラレバ娘』の時の金髪姿だ。 さすがモデル出身だけあって、金髪マシュルームカットが似合っていた。 内容的に印象的だったのが、連ドラ初主演の『シグナル 長期未解決事件捜査班』だ。 韓国ドラマのリメイク作で、無線機を通して過去と未来が繋がる設定が面白かったし、派手なシーンも多く見応えがあった。 今回の『おかえりモネ』では、主人公の良き理解者であり協力者の医師・菅波光太朗を丁寧に演じている。 サメ好きのキャラクターと言うことで、背景にサメを描いてみました。
2021.10.01

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