▲過去の作品

アジア人初のマスターズ  松山英樹

ゴルファーにとっての究極の夢であるマスターズ・トーナメント。 ぼくはゴルフに詳しくないので、これがどれほど凄いことなのか、いまいちピンときていないところがある。 ただニュースによると、日本人はおろかアジア人で初の快挙だというから、もうレベチな偉業なんだろうと推測される。 その証拠に、内閣は彼に「総理大臣顕彰」を授与した。 愛媛県出身の彼は2010年に東北福祉大学に進学し、2011年には東日本大震災の直後にマスターズに初挑戦している。 だから10年越しの夢を掴みとったということだ。 何回かこの似顔絵のコーナーに描こうと思ったこともあったけど、諸々のタイミングがあわず(もっとタイムリーな人物が話題になったりして、優先順位が下がってしまった)、今回まで伸びてしまったけど、今回のマスターズ優勝は文句なく「話題の人物」で、ピッタリの人選。 とかくゴルフ界は、女子の活躍の方がメディアに取り上げられることが多く、男子の朗報は石川遼くん以来なんじゃないかな。
2021.5.01

有吉弘行と電撃結婚  夏目三久

元日本テレビのアナウンサー。 ぼくは日テレ時代の彼女の記憶が殆どない。 その頃はフジテレビを中心にテレビを観ていた時代なのかも知れない。 だからずっと元TBSのアナウンサーと勘違いしていた。 ぼくが彼女の存在をちゃんと認識するのは、フリーになってかなり時間が経った頃で、TBSドラマ『半沢直樹』の出演くらいからだと思う。 出演と言っても、主人公が勤める銀行のイメージキャラクターで、ポスターやPR動画での出演だった。 水ト麻美や田中みな実や加藤綾子など、バラエティー色が強いアナウンサーが台頭する中で、ちょっと「お堅い」印象があるからなのか、あまり目立つタイプではなかった。 彼女もこの似顔絵コーナーに何度か候補に上げたことのある人物。 有吉弘行との結婚を発表した日が4月1日だったことから、「エイプリールフール」のドッキリかとも思ったけど、似顔絵のタイミングとしては絶好と思います。 ヘアスタイルが特徴的なこと以外は、どのパーツも平均的に整った顔立ちなので、似顔絵師にとっては難しいタイプ。 眉が太くキリッとしていることくらいしか強調部分がなかった。 
2021.5.01

『北の国から』黒板五郎 逝く  田中邦衛

日本人に愛されたキャラクター『男はつらいよ』の車寅次郎を演じた渥美清さんと同じくらい、長年に渡り1つの役を演じ続けた田中邦衛さんが鬼籍に入られた。 『北の国から』で彼が演じた黒板五郎は、不器用さから東京の生活に疲れ、故郷の北海道に帰ってくるところから始まる物語。 離婚して子供たちとの3人暮らしが綴られる。 子供たち「純」と「蛍」の成長と、北海道の厳しくも美しい自然の風景を丁寧に記録した名作ドラマ。 2クールの連続ドラマ終了後も、定期的に続編が作られ、ドラマ自体も国民的な作品になった。 やっぱりあのドラマは田中邦衛さんありきの物語で、他の俳優さんが演っていたら、きっと全然違うドラマになっていただろう。 面長の輪郭にタレ眉にタレ目。 アシンメトリーな表情。 似顔絵の初心者には描きやすい題材になるくらい、とても個性的で味のあるお顔です。
2021.5.01

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