▲過去の作品

久しぶりの男性主人公の朝ドラ  窪田正孝

どちらかというと気弱な役柄が多いように見える。 ちょっと前に放送されていた『ラジエーション・ハウス〜放射線科の診断レポート〜』や『僕たちがやりました』、そして現在放映中のNHKの朝ドラ『エール』も、おっとりした性格の青年を演じている。 『High&Low』は観てなかったけど、記事などで読むと珍しくアクティブな役だったようだ。 ぼくが初めて彼を見たのは、NHKのドラマ『浪花の華〜緒方洪庵事件帳〜』だった。 主演の彼はまだ若く、もう少しポッチャリしていた印象だった。 吉高由里子主演の朝ドラ『花子とアン』の時の、ヒロインの花子を思い続けながら陰の支えに徹する幼なじみ「朝市」役で、知名度を全国区に上げたんじゃないかな。 ぼくは映画で彼と共演している。 錦戸亮と北川景子が主演の『抱きしめたい〜真実の物語〜』での2人の結婚式のシーンで、お互い新婦側の参列者として同じスクリーンに映っている。 その時の印象は、実物の方が細くて小さい印象だった。
2020.5.01

独特の雰囲気を醸す若手女優  二階堂ふみ

なんと言っても強烈な印象だったのが、染谷将太主演の映画『ヒミズ』だ。 染谷将太の演技も秀逸だったけど、それに負けない演技力で存在を焼き付けた。 それ以後『問題のあるレストラン』『フランケンシュタインの恋』『ストロベリーナイト サーガ』など主演級があったけど、いまいちパッとしないスタンスだった気がする。 『ぐるナイ』の「グルメチキンレース・ゴチになります!パート17」のメンバーだった頃が意外性があった。 バラエティーに出るタイプじゃないと勝手に思っていたから、レギュラー出演と聞いて、最初は「え?!」って思った。 2019年の映画『翔んで埼玉』のGACKTとのダブル主演が強烈なインパクトを残した。 (あの壇ノ浦百美は男役と理解して良いんだよね?) この映画はいろんな賞を受賞したようだ。 そして、その流れに乗って今回の朝ドラ『エール』でのダブル主演は、更なる飛躍になる作品になるだろう。 丸い輪郭(イメージ)、丸いほっぺ、丸い鼻、横に広がる大きな口が特徴か。
2020.5.01

▲TOP