■最もチケットが取れない講談師■ 神田伯山
最もチケットが取れない講談師として話題の人物。 2月11日をもって神田松之丞改め、6代目神田伯山を襲名。 立川談志に傾倒し、追っかけをするほど心酔していたという。 発言がシニカルなところは、似ている気がするから影響を受けているんだろうな。 落語と講談の違いを彼が説明していた番組を観た。 それによると、落語はセリフ中心の語りで、庶民の滑稽な「会話」を表現する芸、講談は偉人や武将などのドラマチックな状況説明の「ナレーション」芸なんだとか。 右手に張り扇、左手に扇子を持って、タタンと調子を取りながら徐々に畳み掛けていく過程が醍醐味。
講談のこの「タタン」とい音、話の句読点を表しているんだとか。 彼の顔の特徴は、四角い輪郭に無造作な短髪。 眉間の張り出しが強く、丸めの鼻頭。 上目遣いの目の鋭さ(普段は眠そうな目)と、張り扇を構える決めポーズ。 |
2020.3.01 |
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