▲過去の作品

■大河ドラマ『いだてん』金栗四三■  中村勘九郎

来年の東京オリンピックを前に、日本のオリンピックとの係わりの歴史を描く、NHK大河ドラマ『いだてん〜東京オリンピック噺〜』で、前半の主役・マラソン選手の金栗四三を演じている、六代目・中村勘九郎。 マリナーズのイチロー並みに、全ての生活を走ることに傾け、時に家族さえ顧みない一途な性格の金栗。 朝の水行の「ひゃあ〜〜!!」から始まり、走る時の呼吸法の「すぅすぅはっはっ」は、そのキャラクターを上手く味付けている。 両腕を後ろに固定するようにして、腕を振らずにする走り方は、似顔絵を描く上でのキーポイント。 走ることにストイックな主人公を好演している勘九郎。 彼の出演映画『ターン』を観たのは、Wikipediaによると2001年のことなんだな。 牧瀬里穂が主演で、彼は主人公の相手役だったのを覚えている。 彼の特徴は、面長で頬骨の張り出した輪郭。 短髪というか坊主の頭。 切れ長の目と大きな口が印象的。 CM出演では弟の中村七之助と共演することが多い。
2019.6.01

■朝ドラ『なつぞら』奥原なつ■  広瀬すず

NHK連続テレビ小説の第100回『なつぞら』ヒロインの広瀬すず。 戦災孤児が北海道に引き取られ育ち、アニメーターになる夢を抱いて上京し、離ればなれの兄妹を探す物語。 5月の末あたりから東京編に突入し、新しいキャストも続々登場してきている。 姉の広瀬アリスがモデルをしていた雑誌『Seventeen』のイベントで事務所の社長にスカウトされ、のちに姉妹揃って『Seventeen』の専属モデルとなり芸能界デビュー。 ぼくが彼女を認識したのは、『ゼクシィ』のCMからだ。 あのCMはインパクトがあった。 今のようなボブの髪型ではなく、無造作なショートカットスタイル(ドラマ『anone』の時のヘアスタイルに近い)。 カメラ目線でポロッとこぼれ落ちる涙が印象的なCMだった。 その後、映画『海街diary』での演技が評価され、彼女の快進撃が始まる。 去年のNHK紅白歌合戦では紅組の司会者を務めるほど、国民的な支持を受ける存在になった。 姉と共にテレビやCMに出ることが多いのは中村勘九郎・七之助兄弟と共通するところ。
2019.6.01

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