▲過去の作品

■『まんぷく』ドラマも佳境■  安藤サクラ

若い主人公が続いていたNHK朝ドラ。 子供を持つ主婦である彼女の抜擢は意外だったけど、折り返しを過ぎた今となっては違和感は感じなくなった。 役の年齢も実年齢に合ってきたからというのもあるだろう。 それにしても萬平さんは苦労の連続で、福子も大変だ。 どんな困難にもへこたれず、ネガティブにならない福子は、ちょっと人間が出来過ぎている感じがするけど、福子がネガティブになってしまったら、朝から暗い気持ちになってしまうから、あれはあれで良いのかも知れない。 彼女を初めて見たのは『それでも生きていく』だった気がする。 それ以来、ちょっとクセのある役が多かったけど、今回の役はストレートな演技の役柄。 昔、フジテレビの深夜に奥田瑛二がナビゲーターの『サプライズ』という番組があって、感動的なドッキリを仕掛ける内容で好きだった。 その最終回だったかで、奥田瑛二をターゲットにする回があった。 彼女がまだ高校生くらいだったかで「アラーキーにヌードを撮ってもらうオファーが来た」と告げられ、家族会議になっていく。 残念ながら顔は記憶していないけど、デビュー前の映像だったんだな。 そんな彼女が朝ドラの主演だから感慨もひとしおです。
2019.2.01

■天然だけど、なんて良いヤツなんだろう■  平野紫耀

去年「シンデレラガール」でCDデビューしたジャニーズのking&princeの平野紫耀。 CDデビューに先行して、ドラマ『花のち晴れ』で存在感を見せつけ、レコード大賞も獲得した「時の人」。 去年は映画やバラエティー番組にも数々出て、知名度も上がった。 とぼけた受け答えの天然キャラが定着したが、純粋な人間性も知ることになる。 今年の初め頃の日テレ『世界の果てまでイッテQ』で、ある村を取材する中、村人全員に騙されるというドッキリ企画があった。 作業を手伝う彼に「仕事が遅い」と怒りその場を去るお婆ちゃん。 おばあちゃんを気にした彼は屈託なく「おレ、謝ってきますよ」と率先する。 池で溺れた若者を見れば、自ら池の中に入っていき救助する。 濡れてしまった衣装を気にする「衣装さん」に、「この衣装、あの子(溺れた彼)に貸してあげてよ」と気遣う。 純粋なひとなんだなぁよ感心してしまった。 彼主演で天然キャラの主人公のドラマを見てみたいなぁ。
2019.2.01

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