▲過去の作品

■名前は中国の故事が由来■  松坂桃李

Wikipediaによると「桃李」の由来は2つあるらしい。 ひとつは司馬遷『史記』の「桃李不言下自成蹊(とうりものいわざれども、したおのづからこみちをなす)」から。「徳のある誰からも慕われる人」になって欲しいという意味で父親が。 ひとつは中国の故事「桜梅桃李」から。「自分らしさを大切に」という思いを込めて母親がつけたという。 速水もこみちの「もこみち」もそうだけど、キラキラネームではなく、子供の将来に願いを込めて個性的な名前をつけるのって良いなと思う。 特に芸能の分野に携わる人には強みになる気がする。 俳優デビューにして初主演の『侍戦隊シンケンジャー』でシンケンレッドを演じ、人気になり現在に至る。 ぼくは似顔絵の現場で子供たちとのコミュニケーションのために、一応1〜2回くらいはチェックしたんだけど、リーダーでメンバーから「殿」と呼ばれていたのが彼だった記憶が薄い。 側にいた伊吹吾郎に気をとられていたからかも知れない。 ぼくが松坂桃李を意識するようになったのはテレビ朝日のドラマ、武井咲主演の『アスコーマーチ』からだった。 映画では『ツナグ』の世界観が好きだったな。 今回、似顔絵で彼を描くに当たって、最初は『ゆとりですがなにか』のパターンで描こうかと思ったけど、ビジュアル的に地味な感じだったので、最終的にシンケンレッドのヴァージョンにしてみました。
2016.6.01

■朝ドラ→ゼクシィでブレイク■  吉岡里帆

前期の朝ドラ『あさが来た』で、主人公「あさ」の娘の親友「のぶ」を好演した彼女。 京都太秦出身で、映画村や撮影所の近くに住んでいたことから、小さい頃から芸能の道を志していたようで、高校3年生の時に俳優養成所に入って演技の勉強をしていたとか。 特に、つかこうへいや唐十郎の演劇に影響を受けたらしいから、そんじょそこらのアイドルの女優転身とはちがい、純粋培養の女優なのかも知れない。 現在放送中の日テレ『ゆとりですがなにか』では主役の3人のひとり、松坂桃李演じる小学校教師(山路)が担任するクラスの教育実習生役で、山路を振り回すイマドキ女性を演じている。 彼女のことを知ったのは、去年の夏に放送されたNHKのドラマ、仲間由紀恵主演の『美女と男子』だった。 芸能界を扱った話で、人気若手女優役だった彼女。 もうひとりの主人公の町田啓太と、ライバル俳優との間で恋のスキャンダルで翻弄する役だった。 朝ドラで知名度を上げ、そして最近かなりの頻度で放送されている『ゼクシィ』のCM。 広瀬すずがブレイクしたように、彼女も今年の顔になるくらいブレイクする予感。 演技だけでなく、バラエティー番組なんかでも活躍しそうな気がするな。
2016.6.01

▲TOP