■芸人初の芥川賞受賞■ 又吉直樹
出版された当初から「読んでみようかな?」と、軽い興味はあった。 劇団ひとりの『陰日向に咲く』もNEWS加藤シゲアキの『ピンクとグレー』も水嶋ヒロの『KAGEROU』も、軽い興味程度だったので結局未だに読んでいない。 『火花』も店頭で手には取ったけど、「ま、文庫になってから古本屋で買おう」と、そっと戻した。 まさか芥川賞を獲るとは思わなかったなぁ。 一気に増版となって「時の人」になってしまった又吉。 賛否はそれぞれあるだろうけど、ここまで話題になると「純文学の芥川賞受賞作とはどんな内容なんだろう?」という、軽かった興味は強くなった。 でも個人的には、こういう展開って結構好きだな。 カリフォルニア州知事になったシュワちゃんとか、黒人初の大統領オバマさんとか、新しい展開はワクワクする。 (だから女性初の大統領、クリントンさんに期待している)
それにしても『火花』、水面下ではもうドラマ化や映画化の話が出ているんだろうな。 是非とも又吉には2作目3作目と、書き続けて欲しい。 又吉の特徴は、まずシルエット。 髪型が独特な人って表現しやすいですね。 なで肩なのも彼を表す要素。 垂れ眉で「非目力」、面長で骨張った輪郭。 照れからなのかアシンメトリーに歪む口などが上げられる。 |
2015.8.01 |
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