■古き良き日本女性というイメージ■  黒木 華

「華」と書いて「はる」と読む彼女。 映画『小さいおうち』でベルリン映画祭の最優秀女優賞を獲ったことで名前が広がった気がする。 ぼくは、そのちょっと前にテレビ東京の深夜ドラマ『まほろ駅前番外地』のゲスト出演で初めて彼女を知った。 先日、『ヒルナンデス』のコーナーで「2014上半期の話題の人」的なものがあって、彼女の写真が出た時にミッツ・マングローブさんが「蒼井優2世?」と言っていたのに妙に納得してしまった。 ぼくも初めて彼女を見た時「ん?蒼井優?」と思った。 何で2人が似て見えるのか、写真を見比べてみた。 目や鼻など、一つ一つのパーツの形は似ていないんだけど、面長な輪郭とおでこの広いところ、そしてパーツの配置が似ているから、パッと見の印象が重なるんじゃないかな? 『リーガルハイ2』のヒッピー風?ジプシー風?のファッションの彼女が、珍しい役のように思えてしまうのは、『小さいおうち』や、現在出演中のNHK『花子とアン』のイメージが強いからだろう。 これからどんな変化を見せてくれるか、期待の女優ですね。
2014.8.01

■変態仮面から朝ドラへ俳優■  鈴木亮平

『生徒諸君!』『花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜』『シバトラ』など、いろんなドラマで見かけるようになってはいたけど、ハッキリ彼の存在を認識するようになったのは、榮倉奈々主演のドラマ『メイちゃんの執事』だった。 執事メンバー(みんな駅名の苗字だった)の1人で「大門(だいもん)」役。 一番小柄な女生徒(吉田里琴)の担当執事の役で、その凸凹感のキャラ設定が印象に残っている。 (そういえば『イケメン♂パラダイス』の時も役名が駅名(関西の)で、格闘技系の寮だったね)  映画『ガッチャマン』の前に主演した映画『HK/変態仮面』のコスチューム?姿が衝撃的だった。 あんな格好のオファーをよくOKしたもんだ。 そんな彼が今は、NHKの朝ドラでヒロイン(吉高由里子)の夫役を演じている。 凄い振り幅だよね。
2014.8.01