■才能豊かな元格闘家■  須藤元気

桜庭とか山本キッドだとかが、深夜の格闘技の番組に出ていた頃、彼の名前もよく聞いた。 指の別れた小さなグローブだから、殴るだけでなく相手を掴むこともできる新しい格闘技が出てきた頃だ。 詳しいことはわからないけど、「パンクラス」とか「プロシュート(生ハムみたい?)」とか何種類かあった気がする。 彼はその中でも上位の方の選手だったんじゃないかな?  体育会一筋な人かと思ったら突然、本を書いたりして文化系な才能を発揮した。 サッカーの中田英寿もそうだけど、あるジャンルで頂点を極めた人が、あっさりと引退して全く別の道に行ってしまうのは、凡人のぼくには想像がつかない行動だ。 更に現在は「World Order」というパフォーマンス集団のリーダーとなって、世界からも絶賛されている。 ちょっと前には647人の人を集め、ロボットダンスのギネス記録を認定されたりしていたっけ。 縦長の四角い輪郭に細いたれ目。 メガネと顎髭が彼の特徴。 次は何をするのか楽しみな人物だね。
2012.10.10

■悲願のメダル獲得■  福原 愛

大きな日本国民の期待を受けながら、オリンピック出場はしたものの、アテネ大会、北京大会と力を出せなかった彼女。 競技人口が多い卓球というスポーツには、中国という高い壁がある。 フジテレビの『スーパーニュース』で、小さな頃から取り上げられてきた彼女だからこそ、やっとオリンピックでメダルを獲得できたことは、ずっと彼女の成長を見てきただけに、ぼくらも嬉しい気持ち。 泣きそうな形の眉毛のせいもあるかも知れない。 悲願のメダルを手に満面の笑みをカメラに向ける彼女の笑顔は、「本当に良かったね」と言いたい。 愛ちゃんの顔の特徴は、まん丸の輪郭にまん丸の少し大きめな鼻。 タイプで分ければ「子供顔」というところ。 ポーズはスマッシュを決めた直後の「サー!」のポーズ。
2012.10.10