■なでしこの誉れ■  澤 穂希

ドイツ戦に勝つまでは、ワールドカップが行われていることすら知らなかった。 「ワールドカップ女子サッカー」で金メダルに輝いた、日本代表「なでしこJAPAN」。 その後スゥエーデン戦にも勝利し、金メダルをかけての決勝戦の相手はアメリカ。 今まで1度も勝ったことのないアメリカでも、今回のなでしこJAPANは何かが違うと、日本国民のみんなが思っていたと思う。 ぼくと同じように、「俄かなでしこファン」になった日本国民が、彼女たちの試合に注目した。 決勝戦は見応えのあるドラマチックな展開。 先に点を獲られても、ギリギリのところで同点ゴールを決め、試合は延長戦へ。 それでも勝敗が決まらずPK戦へ。 監督の周りに集まった全ての選手の顔が、リラックスした笑顔だったのを見て、日本の勝利を確信した。 殊勲選手は何人かいたけど、なんと言っても今回の「顔」は澤選手だろう。 彼女の似顔絵を描こうと思ったのは、ドイツ戦に勝った直後。 「次の試合に負けたとしても、時の人は間違いない」と思ったからだ。 彼女の顔を見ていると、内野聖陽のイメージと重なるんだな。 特に鼻の形や口の表情が似ている。
2011.8.01

■川越トルネード■  川越達也シェフ

若い男性料理家もたくさん出てきたけど、その中でもイケメンの代表なのが川越達也シェフ。 バラエティーなどで、番組デレクターから指示されるんだろう、カメラ目線でキザなポーズを要求され、照れながらやる姿が人気の一端のようだ。 「川越トルネード」というのは、スパゲッティを皿に盛る時の、トングを捻りながらする仕草。 別にイタリアンのシェフなら誰でもやっていることだけど、テレビ的にキャッチフレーズをつけただけのようだ。 ぼくが彼の存在を知るようになったのは、深夜番組か何かの、料理の審査員としての出演を見た時からだ。 3人くらいの審査員の1人だった。 今では『ヒルナンデス』で自分のコーナーを持つほどに、認知度を上げている。 川越シェフの印象は、同じ料理家の栗原はるみさんのイメージに似ていると思うんだな。 特に笑い顔の表情が似ていると思う。 できれば一緒に料理を作る企画で共演して欲しいものだ。
2011.8.01