■奇兵隊内閣■  菅直人 総理大臣

菅さんの印象は、「パフォーマンスの人」という感じ。 厚生労働大臣の時、O-157の風評被害を緩和させるため、マスコミのカメラの前で、貝割れ大根を食べて見せたり、年金未納問題で自民党を激しく攻撃した本人が、年金未納の時期があったことが発覚し、頭を丸めて四国霊場巡りのお遍路姿を披露したり、いつも目立つことをしてきた印象。 柔和な顔に似合わず、感情が直ぐ顔に出て、「イラ菅」なんて言われていた。 総理になった今でも、国会の場や記者会見の時に、イライラした表情が見受けられる。 出身の山口県に因んで「奇兵隊内閣」と名付けたり、「最小不幸なの社会」をスローガンに掲げたけど、V字回復した支持率も、どこまで保つか不安要素はいっぱいで、前途多難という感じ。 似顔絵的には、菅さんの顔は嫌いな顔じゃないので、描きやすかった方。 太い眉毛と大きめの鼻。 二重のにこやかな目。 口角の上がった口と厚めの下唇。 なんと言っても極めつけは、額のホクロだね。 描いていて気づいたのは、髪の分け目が変わったこと。 坊主にすると髪質が変わると言うけど、お遍路の時期を境に髪質が変わったのかな?
2010.7.02

■必殺 仕分け人■  蓮舫 行政刷新担当大臣

菅内閣の「行政刷新担当大臣」に就任した彼女。 「世界1じゃなきゃいけないんですか? 2位じゃダメなんですか?」というセリフが、あまりにも有名。 民主党政権になって、様々な無駄の削減のため、オープンな会議で公共団体などの事業内容を確認し、必要性の観点から不要と思われるものを「廃止」「見直し」など、事業仕分けを行った。 その「仕分け人」のひとりとして存在感を示した彼女。 上の発言は、仕分け人としての立場上のセリフで、彼女だって1位でなくても良いとは、本気で思ってはいないはず。 言葉が独り歩きしてしまう公人は大変だ。 台湾人と日本人のハーフとして生まれ、クラリオン・ガールで芸能界に現れた彼女。 当時のグラビア・アイドルはグラマラスな人(アグネス・ラムとか烏丸せつ子とか宮崎よし子など)が多かった中、彼女のようなスレンダーなタイプは珍しかった気がする。 当時からキッパリとした顔立ちは、知的なイメージで、政界に行ったのも納得だった。 気の強そうな顔は、ぼくはちょっと苦手なタイプだけど、最近は少し柔らかい表情になったかな?
2010.7.02