『水曜日の情事』 (2001.10 フジテレビ 水曜夜9:00〜)

いろんな「不倫ドラマ」があるけど、内舘牧子の脚本のように醜い「女の争い」ものより、やっぱり野沢尚の脚本は違った意味で怖いし、サスペンスフルな展開が良いよね。 野沢さんに言わせると「史上最の愛人を書きたかった」とのこと。 このドラマ、まだ途中だけど、根底のテーマには「夫婦の再生」にあるんじゃないかな。 モックンが原田泰造に奨める「恋愛小説」の着地点は、「自ら壊してしまった家庭を、どうやって建て直していくか」になってくるんじゃないかな。 まだドラマが始まる前は、キャスティングではそんなに興味が湧かなかったんだけど、始まってみると演出や話の強さで惹きつけられてしまう。 本木君の演技を最初に見たの思い出は、『シコふんじゃった』よりだいぶ前の映画『遊びの時間は終わらない』だったかな。 石田ひかりの出演作で好きなものは、映画『アドレナリン・ドライブ』の役が良かったな。 天海祐希の場合は、金城武と豊川悦司との共演の映画『ミスティ』かな。 でもやっぱり、ネプチューンの原田泰造の配役がまた良くて、今回も演技が冴えている。 いよいよドラマも終盤。 最後まで目が離せないよね。 (だけどモックンの髪型、変だよね)

  

佐倉あい

  佐倉詠一郎

天地操