『Antique 西洋骨董洋菓子店(2001.10 フジテレビ 月曜夜9:00〜)

原作はマンガだそうだけど読んだことは無い。 まず設定的にキャラクターが一風変わっていて面白い。 ケーキに目がない、元ボクサーの主人公に滝沢秀明。 甘い物が嫌いなくせにケーキ屋を始めたオーナーの椎名桔平。 女性が苦手な天才パティシエ、藤木直人。 そして謎がいっぱいの登場人物たち。 『ラブ・コンプレックス』で、ドラマの新しいスタイルにトライした、脚本の岡田恵和は今回も似たようなスタイルで、テロップで人物の内面を説明したりと、漫画的な演出が面白いね。 でも一番良いと思うのは、カッコイイ男をちょっと三枚目に扱ってるところ。 見た目の恰好良さがあるからこそ、味が出るよね。 タッキーを初めて見たのは『木曜の怪談』で、幼かったのを覚えてる。  藤木直人は、深夜ドラマで三谷幸喜脚本の『三番テーブルの客』(生瀬勝久主演だった回)だった。 その後『鬼の棲家』で深田恭子を応援する、地元の御曹司役。 そして椎名桔平は、福山雅治主演の『いつかまた逢える』で、今田耕司と3人が元同級生の役が最初だった。 いろんな謎の人物が出てくるので、今後も楽しみなドラマ。

  

橘圭一郎

  神田エイジ

小野裕介