▲過去の作品

■いろんなとこから、ひょっこり■  ひょっこりはん

日テレの『ぐるぐるナインティナイン』の「おもしろ荘」からブレイクした芸人は多い。 去年のブルゾンちえみも「おもしろ荘」から認知度を上げ、様々なメディアに登場して大ブレイクした。 そして同じ経緯で世に認知され、ブレイク中なのが芸人ひょっこりはん。 『♪あったかいんだから〜』でブレイクしたクマムシのように、様々なアイドルやタレントがSNSで真似をして、面白さというより可愛さで人気になったように思う。 子供でも真似しやすいポーズ、「ひょっこり』という言葉の響きが可愛さのポイント。 ネタの時に使うBGMの著作権問題が起こったが、今は決着がついたとか。 マッシュルームカットに蝶ネクタイ、タンクトップにブルーのスキニータイツ。 そして『家政婦の三田』風な、物陰から覗き見するような仕草のポーズ。 緊張感のない表情など、似顔絵にするにはポイントが多く、描きやすい題材である。
2018.8.02

■パルムドール『万引き家族』■  松岡茉優

彼女がその存在を世に知らしめたのが、伝説的な朝ドラ『あまちゃん』の出演。 主人公と共同生活をしながらアイドルを目指すGMTのメンバーで、中でも一番存在感があった。 『あまちゃん』以前に映画『桐島、部活やめるってよ』で注目されていた彼女。 『おはスタ』出身の彼女は芸歴も長く、若手なのに落ち着いた演技をする女優のひとり。 今年の5月、出演した是枝裕和監督の映画『万引き家族』がカンヌ映画祭でパルムドールを獲得した。 ぼくはドラマ『鈴木先生』で彼女を初めて知った。 そしてNHKの出演ドラマはほぼ観ている。 『銀ニ貫』『限界集落株式会社』『恋の三陸列車コンで行こう』『水族館ガール』『真田丸』と、どれも面白く観させてもらった。 似顔絵を描くにあたって、なにをモチーフにしようかと迷って、倉本聰脚本の昼ドラ『やすらぎの郷』のバーテンダー役にしようかと考えたが、最終的にドラマ『コウノドリ』の下屋加江役を選んだ。 彼女らしさを考えての選考。
2018.8.02

▲TOP