■AKB48の象徴的存在■  前田敦子

去年の第2回AKB選抜総選挙で、大島優子にトップの座を奪われた「あっちゃん」。 それでもやっぱり、初期の頃から「AKB」と言ったら前田敦子だった。 ぼくがAKBの中で最初に名前を覚えたのも「あっちゃん」だった。 上川隆也主演のドラマ『スワンの馬鹿』だった。 それが2007年のことだから、現在の大ブレイクまでには地道な活動があったんだろうな。 本当は初主演連ドラの『Q10』の時に、似顔絵を描こうとしたんだけど、別の人にしてしまったのだ。 秋葉原に専用劇場を作り「会いに行けるアイドル」と位置付け、CDが売れない時代に「握手券」を付けるなど、秋元康の手腕で仕掛けがいっぱい。 そして第3回を迎えた選抜総選挙。 上位者から順に新曲を歌うポジションが決定し、21人しか新曲メンバーに残れない過酷な世界。 アイドルは厳しい。 この文章を書いている時点での中間発表では、1位は大島優子、2位が前田敦子となっているけど、蓋を開けるまではどんな結果になるか、全く判らない。 勝ち残るメンバー
にも大きな変化が予想される総選挙。 ぼくの予想では「あっちゃん」の返り咲きと思っているんだけど、判らないな。
2011.6.01

■原発推進派■  仏・サルコジ大統領

フランス・ドービルで開催された「G8サミット」は、福島第一原発の事故を受けて、日本の状況が議題の中心になったという。 ホスト役のフランスのサルコジ大統領は、終始笑顔での対応が目立った。 原発推進を提唱するフランスやアメリカ、原発廃止の考えを唱えるドイツ。 世界でも原子力に対する思惑は様々。 サルコジ大統領の顔を初めて見た頃からぼくは、彼の映像を見る度に、フランスの名優ジャン・ポール・ベルモントを思い出すんだな。 多分、写真を並べて見比べたら似ていないんだろうけど、なんとなくイメージが近く感じるのです。 彼の顔の特徴は、つり上がった眉毛に垂れた二重の目。 大きく主張する鼻。 バイプレーヤーの俳優のような佇まいが印象的。 似顔絵に描くのには描きやすい人物だと思う。
2011.6.01