■ダイワマンX■ 唐沢寿明
『白い巨塔』『不毛地帯』と、山崎豊子原作のドラマが続いて、シリアスな役ばかりの唐沢くん。 シリアスな役だけでなく、コミカルな役もお手のものの彼に、うってつけの設定がやってきた。 ダイワハウスのCMで役所広司が、「ダイワハウス」を「ダイワハウチュ」と発音してしまう展開から、新しく「ダイワマン」の発展となり、更に新しく「ダイワマンX」にキャスティングされたのが唐沢寿明だ。 元々アクション・ヒーローものの、コスチューム俳優からスタートしたと言って良い彼だから、コスチュームを着けての動きのキレは抜群。 ダイワマンのコスチュームに躊躇する役所広司が、「もっと相応しい役者がいるでしょう。唐沢寿明とか」と一言こぼしたことから、彼の起用が実現する新CM。 ぼくが彼を知ったのは、ドラマ『愛という名のもとに』だった。 その時は、二枚目の優等生役だったけど、実際の彼は様々な引き出しを持った、本格的な俳優だと、後々知ることになる。 三谷幸喜の舞台『出口なし!』を観て、彼に対するイメージが180度変わったのを思い出すな。 |
2010.1.02 |
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