■陰のMVP■  岩隈久志

2大会連続でMVPに輝いた松坂大輔が言っていたように、今回のMVPは岩隈選手だった気がする。 落ち着いた制球と正確なコントロールで、世界に印象づけたんじゃないかな。 端正なマスクとシャイな表情は、女性ファンには堪らない魅力だろう。 ダルビッシュもそうだけど、背が高い上に脚が長い。 二枚目の典型だね。 似顔絵を描くには、本当は帽子をかぶらず、ヘアスタイルを描いた方が良いんだけど、今回はユニフォーム姿ということで、帽子バージョンにしてみました。 決勝戦に先発で出た彼は、韓国打戦をほとんど三者で凡退して、韓国のピッチャーの半分の投球数で回を進める好投。 メジャーリーグのスカウトマンの目に止まったんじゃないかな。
2009.4.01

■ナイス・フィールディング■  内川聖一

村田選手や小笠原選手のようにフルスイングするタイプではないけれど、打席に入ったら必ず何とかしてくれるという、期待に応えてくれる安心感は一番だった内川選手。 以前は内野手だったという彼が守るライトに、痛烈なヒットが飛んだ時、スライディングしながらさばいて2塁をさしたファインプレーは、素晴らしくてゾクゾクっとしたね。 足の負傷で離脱した村田選手のことを、最後まで気にかけて、優勝トロフィーに村田選手のユニフォームをかけて、優勝を共に祝った姿は、"侍ジャパン"のチームとしての絆の強さを感じさせるシーンだった。 ホームランを打って戻ってきた彼に、ベンチの選手がハイタッチで迎える中に、彼のアゴにタッチする選手もいた。 アゴは彼の最大の特徴だね。
2009.4.01