■コメディエンヌに成長■  仲里依紗

平成17年の10月「CMナウ」の117号に、初めてDVDの付録が付いた。 収録されているCM映像の中に、彼女のデビュー作の「日東電工」のCMと、彼女へのインタビュー映像が入っていた。 ラグビーの試合が終わった後のロッカールーム。 ひとりだけ残っている男子に、近づいてくるセーラー服の女の子。 「(顔のキズを見て)治してあげる」と、つま先立ちで男子の頬にキスする彼女。 カメラが2人を中心に回り込むと、男子はフィルムのようなスクリーンに映し出された、等身大の映像だったというCM。 このCM、結構気に入っていたし、まだまだ無名の彼女のインタビューまで付録になっていたことが嬉しかった。 それが彼女を初めて見た思い出。 ドラマや映画の出演も増えてきたけど、『マイボス・マイヒーロー』が認知度を上げた作品。 その後もたくさんのドラマで見かけるようになった。 でもデビュー当時は、おしとやかな印象だったのが、今ではコミカルな役どころばかりになっている。 似顔絵は、現在放送中のドラマ『神の雫』の彼女を描こうと思っていたんだけど、どうしてもヘアスタイルやコスチュームが、決め手に欠けるので、今日(3/2)になって突然、『ハチワン・ダイバー』の時のメイド服の彼女を描くことに変更した。 
2009.3.02

■仮面ライダー カブト■  水嶋ヒロ

仮面ライダー出身者が、かなり良い俳優に育っている。 現在放送中の『メイちゃんの執事』では、仮面ライダーカブト(水嶋ヒロ)と仮面ライダー電王(佐藤健)が兄弟を演じている。 他にもオダギリジョー、要潤、瀬戸康史など、良いキャラがドラマ界で活躍している。 水嶋ヒロに関しては、『仮面ライダーカブト』は観ていなかったので、初めて彼の存在を知ったのは、ドラマ『花ざかりの君たちへ〜イケメンパラダイス』だった。 『花ざかりの…』の時の役は、"チャラ男"のような軽い男の役だったけど、『メイちゃんの…』では"出来る男"のSランク執事役。 もうすぐ公開の映画『ドロップ』では、喧嘩っ早い硬派な役を演じていて、コミカルもシリアスもこなせる、役者としての振り幅を感じさせる役者になったね。 似顔絵を描きながら改めて、「(男なのに)なんてキレイな顔立ちなんだろう」と思った。 パッチリしたきれいな二重瞼、スッとした鼻筋、ぽってりとした唇。 パーツのつくりとしては"女性的"なイメージが強い。 ジャニーズやジュノン・ボーイなど、女性的な要素が多い男、天海祐希や江角マキコのように、男性的な要素が多い女の方が、現代のトレンドにあっているんだろう。
2009.3.02