■「実に面白い」ガリレオ■  福山雅治

映画『容疑者Xの献身』のエキストラの仕事紹介は何度か入ってきて、ロケ現場も比較的に家から近くだったんだけど、日にちが合わなかったために1回も出演できなかった。 ぼくが彼を初めて知ったのは、リアル・タイムでは観ていなかったんだけど、唐沢寿明と共演したドラマ『ホームワーク』だ。 そのときは、それほど個性が強い方ではなかったからか、印象が薄い。 彼の名前が全国区になったのは、なんといっても『ひとつ屋根の下』の柏木雅也役だろう。 『ひとつ屋根の下』のチイ兄ちゃん以後、『いつかまた逢える』『めぐり逢い』『パーフェクト・ラブ』『美女か野獣』と、数年おきに主演作品があったけど、どれもパッとしない感じだった。 元々、音楽をやりたくて芸能界に入ってきた彼。 ドラマ主題歌も結構作っている。 『桜坂』のヒットは、彼の音楽活動を大きく発展させたんじゃないかな。 そしてドラマ『ガリレオ』との出会い。 湯川学というハマり役を得て、間違いなく彼の代表作になったと言える。 似顔絵的には、パーツ自体は小ぶりなんだけど、特徴がハッキリしているので、それほど悩まずに描けた。
2008.11.01

■森英恵の孫娘■  森泉

蝶々のデザインで有名な、ファッション・デザイナーの森英恵の孫娘で、ファッション・モデルとして活躍中の森泉。 テレビは主に日テレの番組出演が多い彼女。 『おしゃれイズム』や『ぐるぐるナインティナイン』をビデオに録画して、その映像を参考に今月の似顔絵を描いた。 決めポーズや決めコスチュームがあった方が、キャラクターとして表現しやすいので、『ぐるナイ』の「ゴチになります」の彼女を描いた。 彼女を初めて見たのはCMだったか、それとも雑誌だったか、ハッキリ覚えていないけど、その容姿の鮮烈さは覚えている。 目鼻など、顔のパーツが大きくて、「マンガの世界から抜け出てきたみたい」という印象だった。 同じくらいの時期に公開されていた、映画『プリティ・プリンセス』のアン・ハサウェイを見たときのイメージと似た感じだった。 ファッション雑誌やCMで見る彼女より、上記などのバラエティーに出ているときの彼女の方が、眉毛が下がっていたり、下唇が歪んだりして、人間味を感じて個人的にはこっちの彼女の方が好きだな。
2008.11.01