■新総理”ローゼン閣下”■  麻生太郎

4度目にして、やっと総理の地位を獲得した麻生さん。 自ら"マンガ好き""アニメ好き"を公言していて、「世界に対してマンガ文化で外交していく」と発表した。 その発言の影響から、秋葉原では若者の人気が絶大で、マンガのキャラクターから彼を"ローゼン閣下"と呼ぶ若者もいるとか。 吉田茂を祖父にもち、裕福な家庭に育ちながら、若くして宝石会社の社長に就任したり、オリンピックのクレー射撃に出場したりと、かなり活動的な人物。 一見スマートで若々しい見た目は、精力的でやんちゃなワンマン社長という印象を感じてしまう。 眼光の鋭いところや口元の歪んだところは、似顔絵を描く立場にとっては、特徴がハッキリしていて、描きやすくてありがたい。 でも、ぼくはどうしても、昔に見たテレビの時代劇に出てきた"1悪代官"に見えてしょうがないんだな。 でも、ぼくのエキストラの経験から、悪役の俳優さんはプライベートでは、気さくで親切な人が多かったので、麻生さんも親しみやすい人かも知れない。 安部さんや福田さんが、総理在任が短命だっただけに、今回は頑張って欲しいな。 
2008.10.01

■CM界の注目株■  森脇英理子

CMで注目されて、ドラマや映画に進出してくる人も多い。 ソフトバンク「白戸家の人々」の上戸彩のお兄さん役、黒人のダンテ・カーバーは、会議中に上司から質問されて、「聞いていませんでした」という一言で、レギュラーを獲得した。 柴咲コウだって、ポンズ化粧品で「私、ファンデーションは使ってません」の一言で、今の地位を得たと言ってもいい。 でも、そういうのは滅多にあるものじゃなく、チャンスをものにする運とタイミング、そして本人の才能と資質があってのことなんだと思う。 決して甘い世界ではないのだ。 そんなCMの世界で、ここ数年の間に頻繁にみかける女性が気になっていた。 現在発売中の『CMナウ 134号』で、その女性が紹介されていて、名前を知った。 森脇英理子。 現在11社のCMに出演していて、解りやすいものは、口唇ヘルペスの特殊メイクが痛々しい『アクチビア軟膏』と、合コンの居酒屋で男性に職業を訊かれ、「医療事務です!」と自信たっぷりに答える女性。 CM契約社数トップの上戸彩が、現在15社に対して、まだまだ無名の彼女が、現在11社と契約しているというから、正に注目株だ。 更に現在放送中のTBS昼ドラ『温泉へGO』に、主要な約柄でレギュラー出演している。 第2の柴咲コウになる予感がする、期待の女優ということで、今月の顔として似顔絵を描きました。 
2008.10.01