■3人組ユニット「パボ」のイエロー■  スザンヌ

今やテレビで見ない日は無いんじゃないかと思うほど、人気爆発中のスザンヌ。 フニャフニャ〜っとした喋り方と、その天然とも言える発言内容の突飛さで、”おバカ・タレント”の代表格となり、里田まい・木下優樹菜と3人で組んだユニット「パボ」という名前は、韓国語で”おバカさん”の意味だとか。 本名・山本紗衣の名前部分「さえ」の”さ(SA)”から”スザンヌ”にしたとか、以前出演した番組のプロデューサーに「スザンヌって感じだよね」と言われたのは始まりとか、いろんな説があるみたいだ。 見た目、彫りが深くて外人のようなルックスなので、ぼくも初めて見たときはハーフなんだと思った。 変わっているのは本人だけではなく、今では家族全員が外国人のような芸名(?)を持っているということ。 鹿児島でバーを営んでいる母は「きよみ」なので”キャサリン”、妹は「まお」で”マーガリン”(Mから始まるならマーガレットでも良いのに、なんでマーガリン?)、競輪選手の父はジャン・クロード・ヴァンダムに似ているので”ヴァンダム”と呼んでいるんだとか。 不思議な可愛さのある彼女、『無理な恋愛』で連ドラにも挑戦していて、新境地を開拓中。
2008.5.01

■「羞恥心」でブレイク■  上地雄輔

ボストン・レッドソックスの松坂大輔の女房役(キャッチャー)だったという彼も、スザンヌに負けず劣らずというか、スザンヌに負けて劣るというか、輪をかけて天然の”おバカ”だ。 セールスマンでもそうだけど、”立て板に水”のように理路整然と滑舌よく喋る人は、意外とトップセールスマンにはなれなくて、お国訛りが抜けない人とか、ちょっと”おバカ”な感じの人の方が、信頼感があるらしく、セールスの成績が良いんだと聞いたことがある。 かなりの偏見だけど、人は”方言を喋る人”や”おバカな人”は、”隠し事ができない正直な人”というイメージを持っているんじゃないかと思うんだな。 ”オレオレ詐欺”や”振り込め詐欺”が流行る世の中、上手いことを言って人を騙す犯罪者が多い中、正直そうな人に好感を持つのも解る気がする。 「パボ」に続いて、おバカ男性3人(つるの剛士・野久保直樹と)のユニット「羞恥心」のCDが、なんとオリコン初登場で1位を記録したという。 そういえば、彼の交友関係は松坂大輔だけでなく、小泉孝太郎とも以前から仲が良いというから、強運の持ち主だということか。 憎めないキャラの彼は、『貧乏男子』に続いて、連ドラにもドンドンと出演が増えてくると思うな。
2008.5.01