■『死神の精度 Sweet Rain』■  金城 武

最近、アジア映画やCMなどに頻繁に顔を見かけるようになった金城武。 伊坂幸太郎の小説『死神の精度』が映画化されて、現在公開中。 似顔絵は、この『死神の精度』のチラシの写真を参考に描いてみた。 顔の各パーツが大きくて、バランスの整ったルックス。 ウォン・カーワェイ監督の『恋する惑星』で初めて彼を見て、「なんてキレイな顔をしているんだろう」と、同じ人間として不思議に思ってしまったほどだ。 ドラマ『神様、もう少しだけ』で、日本の連ドラに初主演してから、『二千年の恋』『ゴールデンボウル』と見てきた。 映画も『不夜城』『スペース・トラベラーズ』『リターナー』など見てきたが、ハードな役柄よりも、少しコミカルな役の方が合っている気がした。 スマートで背が高く、笑顔の爽やかなイケメンで、英語・中国語・日本語とバイリンガルな能力まで備えているときたら、もう誰もかなわないね。 『死神の精度』のエキストラ仕事紹介メールも来ていたんだけど、日にちが合わずに行けなくて、残念に思っていたら先月末に、彼主演の新作映画の仕事紹介メールが来たので、”生”金城武見たさにエキストラ出演してきた。 「やっぱ、格好良いわ」
2008.4.01

■遅咲きの女性ピン芸人■  エド・はるみ

「♪素敵な笑顔にルッキンGoo あなたもGoo 私もGoo Hop Step JunpinGoo」 今のお笑い界には、男も女も若手が多い中、彼女のような年齢で芸人になるのは珍しい存在だ。 しかもピンでやるのは、相当の覚悟が無ければできないことだと思う。 役者を目指していた若い頃があるから、活説が良いし”間”も良い。 何よりも驚くのが、端正な顔立ちで上品な印象なのに、想像もつかないような”変顔”をさらしてしまうことだ。 「なにもそこまでやらなくても」と、初めて見た時は衝撃的だった。 パソコンのインストラクターやマナー講師の資格も持っているという彼女。 この間、ワイドショーの特集で、彼女の密着取材をやっていたけど、その中で女子高生時代(?)の彼女が”ちょい役”で出演した、森田芳光監督の『の・ようなもの』のシーンが流れた。 マッシュルーム・カット風な髪の毛で、ちょっとポッチャリした初々しい彼女が出ていた。 友近なんかもそうだけど、年齢がいっている女性芸人は、演技がしっかりしているから、ギャグで売って行くより、キャラクターを作って演じていくスタイルにすれば、”一発屋”で終わらずに長続きできるんじゃないかな。
2008.4.01