■惜しかったオスカー■   菊地凛子

ゴールデン・グローブ賞もアカデミー賞も、助演女優賞にノミネートされながら、受賞を逃した菊池凛子。 映画『バベル』で聾唖の女子高生を演じ、ブラッド・ピットが絶賛したという。 以前からCMでは、かなり見かけることが多かった女優さんだ。 「NTT Docomo」のCMで、おぎやはぎの矢作がテレビ電話を使って、小木と彼女の喧嘩の仲裁をするもので、「私のケータイ、遊びに使うんだったら、早く返してくださいね」というOL。 次長課長が出ていたローソンのお弁当・パスタのCMでは、河本演じる”おかいどくん”の動向を見つめる、別のお客役で、井上とカップルの設定。 富士通の「FM-V」のCMが一番印象的で、月を見たキムタクが毛むくじゃらに変身しだして、狼男になるのかと思っていたら、ウサギに変身して「ウサギ男だピョン」というCMの、「狼男だったのね」「何だ〜そりゃ?」と叫ぶ女の人。 声と喋り方に特徴のある、個性的な女優だ。 今年は、話題の人になることは間違いないだろう。
2007.3.01