■チャラ チャッチャチャッチャ チャラッチャ■ ムーディー勝山
シュールな歌詞で、無表情で歌いきる姿は、潔さを感じる。 こういう芸風の芸人さんは、徹底的に役柄に没頭し、現実感を見せないことが原則だけど、彼は上手く演じている。 今の時代に、”昭和歌謡”の雰囲気を彷彿とさせる、コスチュームと曲調。 右から何かが来ていて、それを冷静に左へ受け流すという、意味のない歌詞が面白い。 他にも、上から来たものを、ただただ見ているというのもあるし、「5」に「3」を足すというのもあった。 「何故?」と言われても意味がないから、それを受け容れるしかない世界観は、彼独特の芸だ。 藤原紀香と陣内智則の結婚披露宴で、オリジナルの歌と、2人に向けたアドリブ・ヴァージョンが放送されたことで、全国区の人気になったラッキーがあった。 目の下が黒いイメージがあり、全体的に痩せていて”細い”感じを出すことが、似せるコツなんじゃないかな。 髭は、個性を表現するには、やりやすいアイテムのひとつだ。 眉間のしわを描けば、近づいてくる。 |
2007.8.01 |
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