■”ハニカミ王子”■  石川 遼

ゴルフツアー男子の「マンシングウェアオープンKSBカップ」で、日本の男子ツアー史上最年少優勝を果たした、15歳の石川遼くん。 その会見での受け答えが、はにかみながらのものだったため、マスコミがつけた愛称が”ハニカミ王子”。 女子バレーボールの菅山かおるの登場で”かおる姫”というニックネームが流行った。 そして去年の甲子園を湧かせた早稲田大学の斉藤佑樹の”ハンカチ王子”に続き、”王子”という愛称がブームになっている。 とは言うものの、彼の笑顔は実に爽やかだ。 それにハンカチ王子の妙に落ち着いた優等生の受け答えに比べて、ハニカミ王子の彼の会見のコメントは、等身大の高校生らしくて好感が持てる。 それでいながら、マスコミやギャラリーに対するサービス精神もあって、「彼は、周りに気配りできる人なんだな」と思わせる。 頬の張り具合や下唇の厚いところが若々しさを表している。
2007.7.01

■”ポッキー娘”■  新垣結衣

ぼくが彼女を最初に見た記憶は、NTTのCMだったと思う。 『CMナウ』を隅から隅まで読んでいるから、名前は結構前から目にしていたけれど、マスコミへの露出が増えて、顔のイメージが定着するまで時間がかかったように思う。 去年は連続ドラマの出演が多く、それも結構話題作に出演していたので、顔と名前がイコールとなって人気が出てきたように思える。 『ドラゴン桜』『ギャルサー』で主要な役柄を演じ、『マイボス・マイヒーロー』では長瀬智也が憧れるクラスメイトで注目を集めた。 去年のドラマでの活躍が実を結び、そしてなんと言ってもブレイクのキッカケとなったのは、グリコ「ポッキー」のCMだろう。 オレンジレンジの軽快な音楽と、弾けるように踊り回る彼女の笑顔に、「お、新垣結衣、可愛いじゃん」と目を見張った。 7月からは、舘ひろしと父娘を演じる『パパとムスメの7日間』が始まる。 彼女にとっては連ドラ初主演になる作品だから、全力で頑張って欲しいな。 彼女の出身も沖縄だそうだけど、安室奈美恵、SPEEDの登場以来の芸能界は沖縄勢の活躍が目立つねぇ。 
2007.7.01