■女王様キャラ■  にしおかすみこ

甲高い声で「にしおか〜すみこだよ〜」と、独特のイントネーションが耳に残る、不思議なキャラが出てきたと思った。 ピンクの電話のよっちゃんのようなハイトーンの声で、「このブタ野郎!」と強気なキャラを演じている。 最近、バラエティー番組にたくさんで出てきて、意外な一面が見られる彼女。 あの髪の毛はカツラだったことが解ったのは、『ネプリーグ』に出演していた時だった。 ホリケンだったかにカツラを取り上げられ、素の姿を晒されて恥ずかしそうだった。 最初に彼女を見たのは、『エンタの神様』でのことで、「なんか見た目が、レイザー・ラモンHGのコスチュームと、桜塚やっくんの”スケバン恐子”を足したようなキャラが出てきたぞ」という感想だった。 ネタ的には、長井秀和やカンニングの竹山のような”キレ芸”の部類に入るんだろう。 日テレの朝の情報番組『ラジかるッ』にもレギュラーを獲得した。 初出演の時に、富士急ハイランドのジェットコースター「ええじゃないか」の紹介で、本当は嶋大輔と一緒にコースターに乗ってレポートするものと思っていたら、意外にも「マジでダメ!」と拒否して、女の子らしい一面を見せていた。 結構、苦労人らしくて、「鳥吉」でアルバイとしながらお笑い芸人を目指してきたようだ。 よく見かけるようになってきたら、昔の野沢直子のイメージに近い印象なことに気がついた。 そういう目で見ると、顔つきもどことなく似ている。 彼女の顔の特徴は、三角の垂れ目で寄り目なところ。 そして眉間に寄せたシワを描けば似るかな。 
2007.4.01

■魅惑のステップ■  高橋大輔

ランビエールやジョニー・ウィアー、ジェフリー・バトルを抑えて、堂々と銀メダルに輝いた、男子フィギュア・スケートの高橋大輔選手。 3月末に日本で開催された『世界フィギュアスケート選手権』での大活躍が、記憶に焼き付いている。 今まで日本人の表彰台は、本田武史の銅メダルが最高だったから、彼の2位入賞は快挙といえる。 男子の試合は、ダイナミックな4回転ジャンプが重要な要素のひとつだけど、彼の武器であるステップは、かなり見応え充分な演技。 「人からはナルシストとか言われますけど、(演技に)入り込まないと納得しないから、どんどんナルシストになりきりますよ」という感じのことを言っていた彼。 完全に世界観を造り上げているからこそ、観客のハートに届く演技になっているんだろうな。 彼の顔は、大きな丸い鼻がまず目立つ。 大きな二重瞼と厚めの涙袋、大きな口に分厚い上下の唇(特に下唇はかなり分厚め)。 とにかく各パーツが濃い印象。
2007.4.01