■今やハリウッド俳優■ 二宮和也
貴志祐介の原作を蜷川幸雄が監督した映画『青の炎』で、継父を殺害する高校生役だったのが印象に残っている。 ジャニーズの「嵐」として活躍していた当時から、他のメンバーに比べて、どちらかというと静かでおとなしいイメージだった二宮くん。 その後、映画『ピカ☆ンチ』や、ドラマ『Stand
Up』『南くんの恋人』『優しい時間』を経て、クリント・イーストウッド監督のハリウッド映画『硫黄島からの手紙』に出演。 結構、良い作品や良い監督に恵まれていると思う。 今期のドラマ『拝啓、父上様』は、『優しい時間』から2度目となる、倉本聰脚本ドラマの主演になる。 ちょっと頼りなさそうなイメージの二宮くんには、倉本さんの描き出す”訳あり”な登場人物には合っている気がする。 30年前のヒット・ドラマ、萩原健一主演の『前略おふくろ様』を彷彿とさせる世界観と、神楽坂のお洒落な街並みが、独特の雰囲気を醸し出していて良い。 彼の顔の特徴は、面長の輪郭に眉毛が真横になっていて、時にやや八の字の”困ったちゃん”になるイメージ。 それが繊細さと頼りなさを感じさせるんだと思う。 前歯2本が目立つのも特徴の一つ。 笑っていない時は、やや鼻の下が長く、少し上唇が前に出ている感じだけど、笑った時は鼻の下が短く、口角がアヒルのようにめくれ上がる。 似顔絵は、笑った時と笑ってない時のどっちのイメージで描こうか迷ったけど、両方を融合した感じで描いてみた。 |
2007.2.01 |
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