変身! るみたん。 篠原涼子
今クールの連ドラ2本を掛け持ち出演している彼女。 ぼくはエキストラの経験しかないけど、ドラマの撮影というのは、主演になれば朝から深夜まで続く厳しい現場という。 それを2本も抱えているのは凄いバイタリティーだと思うよ。 『ぼくの魔法使い』でのデレデレのバカップル役は、見ているこっちが恥ずかしいくらいのコミカル演技。 方や『ムコ殿2003』では頭の切れる女医で、クールな演技と正反対の役柄。 しかも彼女の役はいつも、長ゼリフを一気にまくしたてるようなものが多く、それを滑らかにこなす器用さがある。 『ぼくの魔法使い』は、篠原涼子と古田新太が頭をぶつけたことから、彼女が何かを思い出そうとすると、お互いの姿が入れ替わってしまうという奇想天外なストーリー。 舞台の演出のようなノリで、変わったキャラクターがたくさん出てくる。 宮藤官九郎が、テレビというものを遊びながら書いてるような脚本で、今までのドラマとは違う世界観を作り出している。 クレイジー・キャッツの映画『日本一シリーズ』を彷彿とさせる。 |
2003.6.01 |
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