■まっすぐな道■  速水もこみち

05年といえば、彼も大活躍の年だった。 小池徹平くんと出た、日テレ『ごくせん』に始まり、フジ『電車男』にも伊東美咲の弟役だったし、TBS『ブラザー☆ビート』では田中美佐子の息子、玉山鉄二と中尾明慶の間の次男役と、各局でレギュラーをこなした。 CMでも日清「健多郎」やブルボン「プチ」、ダイハツ「タントカスタム」のキスシーンなどで記憶に残る仕事があった。 今年も1月から、TBSドラマ『輪舞曲(ロンド)』で、竹野内豊&チェ・ジウと共演と、共演者にも恵まれたスタートになる。 『東京湾景』の時は、ちょっと影が薄かった気がするけど、『ごくせん』の時のキャラ作りは良かったと思う。 なんと言っても、扇子をアクセントにしたところがキャラクターを際立たせていた。 彼を初めて見たのは多分、日テレのドラマ『ぼくの魔法使い』だったと思う。 宮藤官九郎脚本で伊藤英明&篠原涼子のバカップルが、様々な騒動に巻き込まれる風変わりなドラマで、彼は何故か”滑舌がやたらに悪い”喋り方のオムライス屋(?)だった気がする。 あの変テコな世界観と、あの変な喋りがかなりインパクトがあって、彼の顔と名前を覚えた。 顔立ちについても、かなり特徴がハッキリしている顔。 10時10分のような眉毛と、サンリオ・キャラクターの黒いコウモリの「BADバツ丸」のような鋭い眼光が、彼の顔の最大の特徴。 それにしても彼の顔は小さいね。
2006.1.01

■初代セーラー・マーキュリー■  河辺千恵子

舞台版の『美少女戦士セーラームーン』のチラシを見た時、主役の神戸みゆきよりも目を引かれてしまったのが、ブルーのショートヘアー姿の彼女だった。 神戸みゆきがセーラー・ムーン(月野うさぎ)で、彼女がセーラー・マーキュリー(水野亜美)役。 彼女の存在を知ったのは、そのチラシが初めてだった。 もう5〜6年も前の話になるんだな。 その後、雑誌「ラブベリー」の専属モデルで活躍し、小中学生のカリスマ的存在にもなっていたそうだけど、「ドラマや映画、CMなどの出演がもっと多くなってくれないかなぁ」と願ってやまない。 『音箱 登竜門』のゲストで何度か出ていて、歌も結構良い感じだったんだから、良いCMと巡り会えたら大ブレイクすると思うんだけどな。 安めぐみや山本梓、仲根かすみやほしのあき達も、グラビア活動から5〜6年を経て、今の知名度を得ているから、今現在バラエティー出演が増えて来た彼女は、あと2〜3年後に時代がやってくるかも知れない。 彼女の顔の特徴は、なんと言っても”ポッテリした唇”と”八重歯”だろう。 そして、目と目の間隔が寄っていて、力のある”寄り目がちな瞳”。 今年あたりドラマかCMに出て欲しいと思うな。 
2006.1.01

■愛玩犬のような男の子■  小池徹平

去年、話題になったドラマに何本もレギュラー出演していた彼。 『ごくせん』『ドラゴン桜』『鬼嫁日記』と、どれも人気の高かったドラマに立て続けに出演し、歌の方でもウェンツ瑛士と組んだユニットで、NHK紅白歌合戦にも出場したりと、正に現在昇り調子の俳優。 第14回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト優勝という、輝かしいスタートで芸能界に入ってきたシンデレラ・ボーイは、学園もののドラマには欠かせない存在で、前述のドラマ以外にも『ヤンキー母校へ帰る』にも生徒役で出ていた。 彼の顔は特徴がいっぱいで、描きやすい人ではある。 クリッとしたまん丸な瞳と、女の子のような顔立ち。 各パーツが大きくて”濃い顔”の部類に入るのに、クドさはないから不思議だ。 ぼくの個人的な感覚では、彼の顔を見る度に思うんだけど、彼から受けるイメージは、平山あやの顔のイメージと近い感じがしている。 初主演映画『誰がために』というのも公開されたそうで、ぼくは観ていないんだけど、映画中1度も笑わない殺人犯役というから、機会があったら観てみたくなった。 今年は、また新しい一面を見せてくれることに期待している。
2006.1.01

■VIBA! 西口プロレス■  長州小力

アントニオ猪木のものまねをする人はたくさんいる中、長州力のみの真似で笑わせるのは大変だと思う。 ただの声真似や顔真似だけでなく、何かプラスアルファーが必要になってくるんだろう。 そのプラスアルファーをパラパラダンスにしたのは、インパクトの面や意外性の部分で成功していると思う。 ぼくはプロレスのファンではないので、あの舌っ足らずな喋り方が、長州力本人に似ているのかどうか解らないけど、プロレス大好きの(クリームシチュー)有田がやる長州力には似ているから、かなりツボは押さえているんだろう。 以前、何かの番組で紹介された「西口プロレス」の試合を見たことがあるけど、プロレス自体がかなり演出の上に行われているショーなのに、それをコント風に仕上げたファイティングは、「面白い見せ物を考えたなぁ」と感心したことがある。 体を使いリングを走り回りながら、プロレス技も繰り出すわけで、一つタイミングを間違えば大怪我さえしかねない中でお客さんを笑わせるのは、かなりの練習の賜なのかも知れない。 「西口プロレス」の中では現在、彼だけが注目されてバラエティーによく出ているけど、他のメンバーも面白いキャラが多く、機会があれば実際の試合を観に行ってみたい。 笑った時の目が可愛く、大黒様か恵比寿様のような印象の顔立ち。
2006.1.01