■ほのぼの”昭和キャラ”■  安めぐみ

ぼくはこの人の雰囲気が大好きだなぁ。 気が抜けたような声と、おっとりした喋り方。 それでいて頭の回転が早く、受け答えのセンスも勘も良い。 だからお笑い芸人と絡むことが多いのかも知れない。 ロンブーや内Pなどでよくゲスト出演している。 ”昭和キャラ”というのはロンブー淳の表現だそうで、彼女の持つ古風な一面を見事に表わしている。 「トゥナイト」などの深夜番組などを経て、最近ではゴールデンのバラエティ番組でも見かけるようになったけれど、まだまだブレイクとまではいかない。 最近「ポケットバンク」のCM(3人のイメージガールの1人)が放送され始めたけど、そういえば昔「アコム」のCMで、”むじんくん宇宙人(セイン・カミュの当たり役)”の女版の一人だった。 何故か金融関係のCMで、3人組の一人という設定に縁があるんだね。 「ポケットバンク」は地味なCMで、もっと彼女の個性を活かしたコミカルでインパクトのあるCMに出演できたら、きっと話題になると思うのに、ちょっと残念だな。 松嶋菜々子が「お待た〜」と言いながら、後部座席からシートを越えてくるCMがあったように、お色気と可愛さがあるCMに出会えたら良いね。 「安」という名前を活かして、なにかのバーゲンセールのCMで起用して、彼女に「安!」を連呼させたらどうだろう?  彼女のドラマ出演はまだ見たことがないけど、7月3日の深夜2:00からスタートするテレビ東京『いちばん暗いのは夜明け前』に出演するというから、ちょっと注目しようと思っている。 でもテレ東の深夜かぁ。
2005.7.01

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■「TEPPEN」目指せ■  山下智久

今やバレーボールの応援ソングと言えばジャニーズ。 ぼくの記憶では「V6」から「嵐」そして「NEWS」と、バレーボール応援ソングでデビューし、春高バレーや全日本代表の試合を盛り上げてきた。 今年も「女子バレーボール2005 ワールドグランプリ」が始まり、新生柳本ジャパンを後方支援していくシングル曲『TEPPEN』で日本チームも好調。 山下君のテレビの連続ドラマ・デビューは『池袋ウェストゲートパーク』。 体温の低そうなキャラを演じることが多いのは、彼が持っているイメージなのか、いつも似たような設定が多い気がする。 華奢な体形と女の子のような顔立ちが、冷めた印象を与えているからなのか。 そんな中で、ぼくが好きなのは『カバチタレ』の時の常盤貴子の弟役。 コミカルな演技と広島弁が、他での役柄と少し違ったイメージを出していた。 そういう意味では『ランチの女王』の時もコミカルだったけど、『カバチタレ』の方が彼のキャラが際立っていた気がする。 だけど不思議なのは、彼との共演が目立つ香里奈の存在。 『カバチタレ』の時に恋人役を演じたと思ったら、そのすぐ後の『ロング・ラブレター〜漂流教室〜』でも同じような役柄設定で、「山下君と香里奈はセット売りか?」と思った。 『STAND UP』では、堤幸彦の演出が目立ちすぎて、彼の印象が薄いんだけど、今までの出演ドラマ中では一番、等身大の男子高校生役だった。 初主演ドラマ『それは、突然、嵐のように…』は、人妻の江角マキコを好きになる天才ダンサー役だったけど、あんまり印象に残ってないなぁ。 これから始まる『ドラゴン桜』で久々の連ドラ出演の山下君。 良いドラマ作品に巡り会えると良いね。
2005.7.01