■回転姫”ミキティー”■ 安藤美姫
美人というタイプではないけれど、かなり特徴的な顔立ちと愛嬌のある笑顔は妙な味わいがある人。 1987年生まれというから、まだ17歳なんだね。 でも常に落ち着いた表情と、堂々とした氷上での演技を見ていると、もっと上の23〜4歳のようにも見えてしまう。 世界初の4回転ジャンプを成功させてギネスブックにも載ったことがある彼女。 そんな彼女が『トリビアの泉』で「プロのフィギュア・スケート選手は何回転すると目が回るか?」という”トリビアの種”の実験で、驚くべき身体能力を見せつけてくれたことがあった。 特殊な回転装置にシートベルトで固定され、一定の回転数の後に席を立って5メートル先の場所に歩いて行ってポーズをとるというものだったけど、普通の人は10回とか20回くらいで歩けなくなってしまうのに、彼女は50回でも100回でも顔色一つ変わらず、事も無げにこなしてしまった。 最後は1000回転に挑戦し、10分間も回転し続けてたにも関わらず平気で歩いてポーズをとってしまう姿を見た時は、「なんて凄い人なんだ」と思った。 三半規管が半端じゃないほど鍛えられているんだそうだ。 荒川静香、村主章枝、是非とも2006年のトリノ・オリンピックでは、表彰台で彼女の可愛い笑顔を見たいと、期待は高まっていくことだろう。
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2005.3.01 |
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