■元駅伝選手のスポーツウーマン■ 綾瀬はるか
広島出身の彼女は駅伝の中国大会に出場したほどのスポーツ少女だったらしい。 TBSのドラマ『世界の中心で、愛をさけぶ』の中でも陸上部の部員で、トラックを走る姿が多く出てくる。 そう言えば、ショート・ムービーを集めたオムニバス映画『Jam
Films』の1本「JUSTICE」でも、ちょっとスケベな高校生役の妻夫木くんが、校庭で体育の授業のハードルを跳ぶ、女子生徒のブルマに目が釘付けなるシーンで、体操着姿で彼女が登場していた。 彼女のドラマ出演を始めて見たのは、草g剛主演の『僕の生きる道』で、あまり笑顔を見せない”影のある”役柄だった。 その印象が強かったので、その後『ブラックジャックによろしく』や『幸福の王子』に出てきても、ちょっとキツイ感じ(彼女の眉や目の印象が”強い”イメージに見える)のイメージで見てしまっていた。 だから『セカチュー』がドラマ化されるという話で、彼女が廣瀬亜紀役をやると聞いた時は、正直「ちょっとキツくないかなぁ」と思っていた。 ぼくが原作を読んで感じた廣瀬亜紀は、もっと華奢な外見のイメージで、映画の長澤まさみともちょっと違う。 でもドラマが始まってみると、彼女自身の演技力が上がってきたのか、演出の堤幸彦さんの指導の賜なのか、役の魅力に近づいてきている感じで、彼女に対する偏見が消えてきた。 これから、もっとブレイクする予感の女優さんだ。 |
2004.8.01 |
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